まずはストレスを正しく理解することが必要です
病気でも、「原因はストレスから」と言われるものもがあります。
腰痛や肩こりも、ストレスから出てくることもあります。
それは、リラックスすることが出来なくなることで筋緊張が起きるからでなのす。
でもストレスが、痛みや病気の原因と分かったとしてストレスをなくすことはできますか?
そして病気や痛みを改善していくことは出来ますか?
中には、そのストレスとなっている問題を解決して病気や痛みがなくなっていく方がいます。
でもほとんどの人は、そのストレスをなくすことが出来ないで、ずっと病気や痛みが続いている方のほうが多いのです。
それは、今の環境や回りの人や家族などのストレスで、それを変えることが出来ないからです。
ある方は「会社に嫌な人がいて、それを嫌と思わないでいるのは絶対に無理です。なのでストレスをなくすことは出来ません」と言います。
とある方は「ストレスは、この腰の痛みです。これさえなくなれば幸せなのに」と言います。
よく言われているのが「ストレス解消」をすることが大切だと言われていますが、ストレス解消の為にやっているでやっている習慣は、実はストレスを抑圧しているだけで無くならないのです。
それどころが、ストレス解消目的でやっているとストレスが悪いものと強く認識してしまい、排除しないといけないという前提でしていると、脳はその行動を苦痛と感じてしまうのです。
じつは脳では、ストレス解消でしていることも苦痛だと認識してしまい体の緊張が取れなくなります。
まずはストレスを正しく理解することが必要です。
ほとんどの人が、ストレスは自分以外に問題があると思っています。
しかし、本当のストレスとは「自分の間違った思考」で起きています。
間違った思考とは、「問題が自分以外にある」といつも考え過ぎている思考です。
なので、人や環境をなんとかしようと変えていくのではなく、自分を変えていくことの方が簡単でずっと楽です。
痛みや病気は、身体からの大切なメッセージだと知って下さい。
痛みや病気になって、身体は教えてくれています。
それを人や環境のストレスのせいにしていると、体は良くなっていきません。
相手や環境をストレスと考えていると、ずっとストレスと闘って生きることになります。
それよりも、「自分に意識して生きる」ことを優先してみて下さい。
朝から夜寝るまで、自分の習慣を全部思いだして下さい。
その中で、「相手を何と変えよう」とか「苦痛から逃れよう」としている思考や行動の習慣があることに気づくことそして、自分の内側に意識して「本当は何をしたいのか」「本当はどうなりたいのか」に意識を向けて行動していく習慣を新しく作ることが、ストレスと闘わないで仲良くやっていく方法です。
この習慣をやめると「一日すっきりするな~」
こんな新しい習慣に変えると「今日は頑張ったな~」
と思ったことを少しずつ続けてやってみて下さい。
「ストレス解消」でやっている習慣は、実はストレスを抑圧しているだけで無くならずにすぐに浮上してきます。
外を変えるなく、自分の内側を変えることに集中する毎日を送ることでしか、ストレスはなくすことは出来ません。
自分に意識して生きることは、いつの間にか他人や回りを忘れ自分のエネルギーを高めます。
人の成長は、さまざまな困難に出会うことでしか出来ません。
その時に自分の思考や行動に間違えがあると、身体は不調となり教えてくれます。
その気づきのおかげで、ためにならない習慣を変えることが出来て、よい習慣にすることで、あなたにエネルギーを与えあなたを元気にしていきます。
その大事な身体のメッセージを受け入れたら、いったん立ち止まり自分を見つめ直すことはとても大事だと思います。