現状維持を求めることで回復出来ない?
腰痛がなかなか改善しない人は、腰痛を変えようと病院や治療院に言ったり様々なことをしています。
実は「腰痛を変えたい」と思ってはいても、腰痛が改善しにくい人は変化を嫌っていることがあるのす。
腰痛の原因は、今までの生活習慣の蓄積です。
その生活習慣を変えることが、腰痛の改善には絶対に関わるものになります。
しかし、この習慣を変えることは簡単なことではありません。
それは、人は誰でも「変化を恐れて現状維持を求める」ことを衝動的に求めます。
人の欲求は「安心安全を求める欲求」が強くあります。
今ある苦痛よりも、変化するほうを怖く感じてしまい行動が出来ないということがおきます。
苦痛でも、今までの習慣を続けるほうが楽だと思い込んでしまうのです。
腰痛が改善しにくい人ほど、今までの生活パターンをやめて新しい行動や思考パターンを変えることを嫌う傾向があります。
なぜ変化することに、抵抗してしまうのでしょうか。
それは、過去の体験から恐怖や不安などを感じ、これ以上心が傷つくのが怖くなり安全な場所を求める欲求が強くなったからなのです。
変化して成長するよりも、変化しないほうが安全だと思い込んでいて今の生活に固執してしまいます。
今までの同じ生活スタイルでは、同じ結果しかおきないと思って下さい。
だからって、変われない自分を責める必要はありません!
「変化を恐れて現状維持を求める」欲求は、誰でもあるのです。
過去の何かのきっかけで、心が傷つかないように自分を守る為に今まで頑張ってきたのです。
まずはそこを理解してあげて、自分を守ることを頑張り過ぎないライフスタイルにしていきませんか。
腰痛や病気に、必ず関わっているのが自律神経です。
自律神経はもともと自分の体を自動に守ってくれるシステムですが、何かに怖れて自己防衛が強くなることで、働きのバランスが壊れていきます。
それが、過剰に交感神経が働かせてしまい血流を悪くし、筋肉の緊張を作り体が休息出来なくなります。
いつも「変わりたい」と思っていても変われないのは、人は安心安全を求める欲求が強く変化を恐れているからなのです。
なので、新しい習慣を作るには、自分は「何に恐れているのか」「何に守る為に頑張り過ぎているのか」に気づくことからなのです。
それが「本当に脅威なのか」それとも「本当は自分を守らなくていいものなのか」と知ることで、変化を恐れなくなり、自己実現の為に行動がとれるようになれます。
変化を恐れていたのは、自分の心が傷ついていたからであり、そこに気づくことで癒しは始まります。
傷ついた自分に気づかずに、頑張って努力してもいつもの習慣に戻されてしまうのです。
自己実現の為に、変化を恐れないということは失敗もすることも恐れなくなります。
それは変化や失敗を恐れるよりも、自分が求めるほうが欲求が上になっている状態です。
今が変われなくても焦る必要はありません。
少しずつでいいので、今の自分を超えていくことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
自分の可能性を伸ばし成長を求めることに生きていくことは、自己治癒力が高まります。
それは、脳からの情報で自律神経が最大限に働くことが出来るからなのです。
そのことで、変わらなかった腰痛が改善していくことがあるのです。