坐骨神経痛が良くならない人

坐骨神経痛の治りが早い方は、痛みが自分の問題だと自覚していている人です。

治りのいい人は、ほとんど痛みを受け入れています。

反対に治りの悪い人は、痛みを人のせいにしたり、環境や仕事のせいにしたりていることが多いです。

まずは「痛みを受け入れる」

自分が原因で、坐骨神経痛を出していることを受け入れることです。

なぜ、ずっと痛みが消えないのでしょうか。

「この痛みさえなければ幸せなのに」と言う方もいますが、痛みを悪者扱いをしている方は治りがとても悪い傾向があります。

痛みは悪者ではありません。

痛みや症状には意味があるのです。

痛みは体からのメッセージであり、どんな目的で発しているかを理解することが大切です。

体からのメッセージを無視して、痛みだけ消そうといろいろな薬や治療をしていても良くはなりません。もし痛みが消えたとしても、また違う症状が出てきます。

ずっと坐骨神経痛で苦しんでいるのなら、「この痛みをなんとかしてやろう」と思うのではなく、「この体からのメッセージで、自分のまちがった思考や行動を気付かせてくれている」と思うことで痛みを受け入れることが出来ます。

毎朝起きてすぐに坐骨神経痛のことで、一日中頭がいっぱいだったのが、痛みを受け入れることで他のことにも集中することが出来て、痛みのことを忘れる時間が作れる様になります。

そうなると、痛い場所にエネルギーを使わなくなり、自分で治す力（自然治癒力）が高まります。

逆に、朝から坐骨神経痛のことで頭がいっぱいになり、無意識に不機嫌そうな顔つきになっていると、家族や回りの人達にも嫌な気を送り、それが連鎖して自分自身に帰ってきます。そうなると自分の体から良いエネルギーが出てきません。

なので、まずは痛みを受け入れることです。

自分で作った痛みは他人には関係ありません。

痛くても、明るく笑顔で回りの人に接してみて下さい。

結果、それが回って自分の治すエネルギーが高まることになります。

坐骨神経痛が良くならない方は、身体を治すエネルギーが低くなっています。

「この痛みのせいで何も出来ない」「この痛みさえなければ・・・」「なんで全然良くならない」と毎日、痛い場所に意識が行き過ぎて、痛い場所に体のエネルギーを使ってしまうのです。

痛みは大切な身体かのメッセージです。そのメッセージに気づくことがとても大切です。