腰痛を改善させるホルモンとは？

 

幸せホルモンと言われるホルモンは知ってますか？

それはセロトニンとオキトシンという神経伝達物質です。

なぜ「幸せホルモン」だというと、この２つが増えることで人は「幸福感」を得ることが出来るのです。

そして、ストレスを和らげる効果があり、精神的な安らぎを得ることが出来て健康や若さにも影響しているのです。

もちろん、腰痛や肩こりなどの痛みにも影響があります。

日常生活におけるストレスを和らげ、リラックスして生きることは痛みや病気における自然治癒力を高めることができます。

オキトシンの分泌は、セロトニン神経にも刺激されセロトニン分泌が多くなります。

オキトシンの分泌させると、セロトニンを増やすことが出来るのです。

オキトシンは、触れ合いやスキンシップで分泌されると言います。

人との会話などでも分泌されると言われています。

でも、実際によくスキンシップをしたり会話もよくしているのに、「心に安らぎを得ることが出来ない」「幸福感を得れない」という方は多いのではないでしょうか。

それはあるものが抜けているからなのです。

オキトシンの分泌には、「相手を信頼し見返りを求めずに与える」ことが出来るという所が関係しています。

「欲しいものを手入れた」「自分の願望が叶った」ときに感じる幸福感ではなく、人との心の絆や人との信頼関係で生まれる幸福感が、オキトシンが増えることで得られるのです。

見返りを求めない信頼関係を作っていくことが、オキトシンを増やしセロトニン分泌を刺激して「幸せホルモン」を常に出していくことが出来ます。

そのことで毎日「幸福感」を得ることで、自然治癒力を高めることが出来るのです。

それがずっと良くならなかった腰痛が、改善していくこともあるのです。

見返りを求めないでいることで「気持ちが楽になれる」のです。

「気持ちが楽になれない」状態では、どんな触れ合いやスキンシップ、会話をしてもオキトシンの分泌が増えません。

オキトシンの分泌を多くするには

1）「自分がしたいと思ったこと」「自分が良いと思ったこと」それが報われるとは考えずに実行出来ることです。それが為になっているかどうかを気にして行動をしている時は、見返りを求めて行動しています。

為になっているかは気にせずに、自分が良いと思ったことを信じて行動しているだけなのです。

2）それが自分にとって「得なのか」「損なのか」を考えないで実行ができることです。

それが自分にとって「良いことなのか悪いこと」なのか、もしくは「好きなことなのか嫌いなこと」なのかの判断だけであって、そこで見返りを求めてしまうと信頼関係で分泌されるオキトシンは出ません。

3）今の回りの環境や状況に不満がないことです。

この現状に満足し、欲望や願望をもたないことが、人からの見返りを期待しないで与えることが出来ます。

金銭的や健康、精神的な不満がある限り、自分の行動に対して見返りを期待してしまう傾向があります。

「痛いんだから仕方ない」「病気だから仕方ない」と、今の体の状態に不満をもっていればいるほどオキトシンは出てきません。

そんな状態こそ、今あるものを満足して生きていくことが必要なのです。

それが自身に不満を感じないで「幸福」を感じて生きていくこと出来て、腰痛改善に必要です。

幸福を感じることが出来ないと、このままずっと病気や痛みで苦しみ続けるだけなのです。

早くそこから抜け出すことが出来るのは、自分を変えることしかないのです。

4）豊かな気持ちになれるだけで満足する

良かれと思ったことに対して、人は見返りを求めます。

収入の為に頑張っている勉強や、腰痛の為にやってる体操も自分がやって楽な気持ちになるからやっているだけで、見返りを期待しているということは、結果が出ないと続けないということになります。

自分が行った行為は「たいした価値ではない」と考えること。

「気分がいい」「すがすがしい」そんな気持ちになれるだけで満足だと思うことです。

大事なのは、今やっていることは「やったほうがいいこと」「やらなければならないこと」「やりたいこと」をしているだけで、それで満足していくことです。

自分は幸せだと普段から思っていても「幸せを感じる」ことが出来てない方は多いのではないでしょうか。

幸せを感じている方は、精神的な安らぎを得ています。

「幸せを感じて生活していきたい」のであれば、オキトシンの存在をしっておいて下さい。

普段、なりげない生活の中で自分の意識を変えていくだけで、「幸福感」を得ることが出来て腰痛を良くすることも出来るのです。