腰痛に対する恐怖が脳を萎縮させている


慢性腰痛が良くならないのは、実は脳の部分が関係しているのです。
だから、腰をいくら揉んでも改善しないのです。
なんでもない方と慢性腰痛患者の脳を調べると、前頭前野が健康の方と比べて5~11%萎縮しているのが見つかりました。
前頭前野の一部の背外側前頭前野という部分が減ってしまってしまっているのです。
背外側前頭前野は、脳の司令塔とも呼ばれる重要な領域で、興味・意欲・判断・意思決定する高次脳機能の中心的な役割を担っています。
背外側前頭前野が萎縮すると、感情のコントロール困難、意欲の低下、集中力の低下、認知機能の低下がおきてきます。
するとどうなると思いますか?
朝から晩まで腰痛のことしか考えられない状態になってしまい、何も意欲がなくなり苦痛を紛らわすことしか出来なくなります。
すると、どんどん意欲なくなり行動が出来なくなり脳の萎縮が進んでしまいます。
それを防ぐことが出来るのが運動です。