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ぎっくり腰と圧迫骨折の見分け方

ぎっくり腰かと思ったら圧迫骨折していた例は少なくありません。

「ぎっくり腰かと思っていたら、腰椎の圧迫骨折だった」という例は実は少なくはありません。

腰が急に痛くなり、整体やマッサージに行って、余計に悪くなって病院に検査にいったら腰の骨が圧迫骨折していたという例があります。

圧迫骨折とは、背骨の椎骨という骨が上から圧迫され潰れてしまうことを言います。

これは、高齢の方に起きる可能性があり、骨粗鬆症で骨が弱くなっていることが原因となっています。

尻もちをついたとか転倒したのが、きっかけとなって腰痛が出ているのであれば、圧迫骨折を疑いレントゲンやMRI検査を勧めます。

ですが、この圧迫骨折は尻もちや転倒でなくてもなる事があり、症状がぎっくり腰と似ている為に、経験が少ない施術者だと腰痛だと思い、圧迫骨折している場所を動かして悪化させるケースもあるのです。

 

圧迫骨折の見わけ方

見分け方は、見たり触ったりしても判断は出来ません。

病院でのレントゲンやMRIなどの画像検査でしか分からないのです。

転んだとか腰を打ったなどが思い当たると、圧迫骨折の疑いがあるので病院での検査にきますが、思い当たらないといつものギックリ腰かと思うことがあります。

それは、同じような症状があるからなのです。

・起き上がり時に痛む

・寝返りが痛い

・立ち上がりが痛い

・腰に力が入ると痛む

・歩行時の痛み

これはギックリ腰と圧迫骨折にも出てくるものなのです。

なのに、骨折にもかかわらず、そのうちに治るかと思いマッサージして押したりストレッチして悪くなることがあるのです。

まずは急に痛くなった場合は、病院での検査をすることが見分け方になるのですが、私がいままで長い臨床経験から見てきたなかで、ぎっくり腰と違いがあると思われる症状があります。

それは、

・前屈時(前かがみ)から戻す時に痛み出る

・痛む場所が腰堆と胸椎の移行部あたりが痛む例が多い

という点です。

ぎっくり腰の場合は、前屈した時に腰が伸びなくて筋肉の緊張があります。

圧迫骨折の場合は、前屈した時に腰の筋肉が伸びるのですが、元に戻す時に痛みが発生します。

ぎっくり腰は、腰が伸びて痛みがなくて倒れるのであれば、戻す時も痛みが出ることがありません。

あと圧迫骨折が一番起こりやすい場所が、背中の腰の間あたりの骨で、そこは骨粗鬆症で背骨が弱くなりやすい場所になるので、そのあたりが痛む場合は圧迫骨折を疑うといいでしょう。

この様な痛みがある場合は、病院での検査を勧めています。

圧迫骨折の場合は、コルセットで固定して骨が固まるまでの時間が必要となります。

 

転倒や尻もち以外でも圧迫骨折になることがあります

原因が転倒や尻もちなどの強打をしてなくても、圧迫骨折になる事があります。

高齢者の方で、骨粗鬆症がおきていれば咳やくしゃみでも圧迫骨折が起きる場合があるのです。

以前から、こちらに来院されているお客さんが、背中の痛みで来られました。

最初は、病院でのリハビリで腰を上げる体操をした時に、背中に痛みを感じたと言います。

その時は、そんなに強い痛みではなかったのですが、数日咳が止まらなくてしていたら、どんどん痛みが強くなってきて、起き上がりや寝返りがつらくなってきたそうです。

体を見ていくと、痛む場所が背中と腰の間であること、前屈した後に戻す時に痛みが増すことから、筋肉の炎症性のものではなく、圧迫骨折の可能性があると思い画像検査をしてもらったところ胸椎10番の骨が圧迫骨折しておりました。

それは、無理な体操で椎骨に亀裂が入り、連日の咳が止まらないことで、骨が潰れてきたと思われます。

もう一人のかたの例は、腰が急に痛くなって歩く時に痛みが強く出るということでこちらに来られました。

特に、何をしてから痛くなった心当たりはないそうです。

検査をしてみたら、腰の可動域は問題がないが痛みが強く出ること、寝がえり時に痛みが強いこと、歩行時に痛みが出ることと、場所が腰よりも上のことから圧迫骨折が考えられました。

60歳の方で、骨粗鬆症のほうはそれほど心配する年ではないのですが、画像検査を受けてもらったら圧迫骨折をしていました。

咳やくしゃみしてなくて、痛くなったはっきりした原因がないそうでしたが話を聞くと、先週までチラシ配りを連日やっていたそうです。

チラシは重くてそれを持って歩き続けることは、腰にも負担が掛かります。

そのことで、背骨の負担がきて少しずつ椎骨が潰れてきたことが考えられます。

こんななりげない日常生活でも、骨粗鬆症になっていると背骨が潰れてしまうことがあるのです。

 

圧迫骨折と知らずに動いていると良くなりません!

問題なのは、圧迫骨折をただの腰痛だと思って無理に動いてしまうことです。

動いていると骨が固まらないどころか、余計に骨が潰れてしまい固まらなくて手術することもあるのです。

なので60歳以上で、急な腰痛があれば画像検査をしておくのがいいでしょう。

潰れた骨を固めるには、コルセットをして腰が曲がらない状態を1~2カ月間維持しなければなりません。

しっかり骨が固まれば、その後は痛みはなくなる方がほとんです。

骨粗鬆症だから、またなにかの拍子にまたなるのでは?

と不安に思われ方もいますが、過去の圧迫骨折を2回されている方が、こちらに通院されて10年なりますが一度もなっていません。

85歳になりますが、今もテニスをされています。

その方を見てきて思ったのですが、骨粗鬆症だから圧迫骨折になりやすくのではなく

背骨を支えている筋肉のスイッチが急にOFFになることがあり、その時に骨に重心が掛かり潰れてしまうのではないかと思います。

体を支えている筋肉がOFFになる時はどんな時でしょうか。

それは頭の中が、不安や心配事でいっぱいなっていると、体を支えている力が抜けてくるのです。

その時に、背骨に圧力が掛かり骨が潰れやすくなるのではないかと考えています。

いつも大事なことは、何かに自分の思考が囚われた過ぎているものはないかを気づくことです。

囚われ過ぎていた思考をすぐに真ん中に戻すこと

真ん中に戻すということは、ネガティブと思える出来事の中にも必ず気づきや学びがあるということ

物の見方を変えていき、プラスマイナスで0にしていくことが真ん中にするということです。

そのことで、体の軸に力が入り背骨がしっかり支えることができるのです。

そうなれば、もう圧迫骨折になる不安もいらなくなり、いろんなことに行動が出来るのです。

「年だからしかたない」のではなく、自身ですぐにでも支える力を取り戻すことが出来ることを知って下さい。

 

 

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