側弯症は、これはしてはいけないストレッチはありません。
このストレッチをすると側弯症が悪化するものはなくとくにないのです。
ストレッチ自体は問題がなく、ストレッチのやり方が問題があると逆に悪化する可能性があります。
3つの悪化させる可能性があるやり方
・強引に強く伸ばすストレッチ
・長く伸ばし続けるストレッチ
・ストレッチポールの間違ったやり方
になります。
固くなっている関節や筋肉を「やわらかくすれば改善出来る」と思って、強引に強く伸ばすストレッチをしている方がいます。
強引に強く伸ばすストレッチはNGです。
強引に強く伸ばすストレッチは、「オーバーストレッチ」と言われて靭帯や筋肉を傷めてしまうことがあります。
ケガをしたような状態になり、余計に筋肉が固くなってしまうのです。
そのことで側弯が悪化してしまうこともあるのです。
ストレッチの強さは、気持ち良く伸ばす程度で良くて、無理に体の柔軟性を上げようとするとケガをしてしまうので気をつけましょう。
体がものすごくやわらかく、柔軟体操が得意な方でも側弯がある方もいます。
なので、無理に柔軟性を上げようとしなくてもいいので、気持ち良く伸ばすことを意識して毎日おこなって下さい。
ストレッチの時に、長い時間伸ばしたままにしておくのはNGです。
長い筋肉を伸ばした状態が続くと、筋肉のセンサーが働き逆に縮めようと働きかけます。
それでも伸ばし続けていると、筋肉を傷めてしまう原因になります。
ストレッチで伸ばす時間は、20秒から1分以内がいいでしょう。
2分以上、同じ場所を伸ばし続けていると「オーバーストレッチ」なりケガの原因になりますので気をつけましょう。
ストレッチは、テレビや本を見ながらですと「オーバーストレッチ」になりやすいです。
何かをしながらではなく、ストレッチをしている場所に意識しながらやることで効果があります。
ストレッチポールなどで、側弯をなおそうとしてポールで伸ばすのはNGです。
反対に無理に強く側弯を伸ばそうとすると、逆に反発がおきて強く側弯が出てしまうことがあります。
ポールなどの器具で使う場合は、過剰に強く刺激が入り過ぎて筋肉の反発がおきやすくなります。
ストレッチポールで、背中の隆起を押し当てて長くの伸ばしているやり方をしている人もいますが、このやり方はNGです。
側弯の隆起している場所をストレッチポールで、押し当てて長い時間やっていると、逆に反発がおきて強く側弯が出てしまうことがあります。
長い時間でなければ問題はありません。
側弯は、筋肉の張力のバランスが悪くて出ています。
固い筋肉を無理に伸ばす、または長い時間伸ばし続けることで余計に筋肉が固くなってしまうシステムが筋肉にはあるのです。
それは、筋紡錘という筋肉を守るセンサーが働くからです。
固まった関節や筋肉を急激に「伸ばす」と、筋紡錘が働き筋肉を収縮して固くして守ります。
それでも「無理に伸ばす」「長時間伸ばし続ける」と余計に固くなる傾向があります。
そのことで、筋肉を傷めてしまうことがあるのです。
背骨を支えているのは全て筋肉です。
筋肉の張力によって背骨は支えられています。
張力とは、左右の筋肉の引っ張る強さが同じことで、体が安定して背骨が維持されている状態です。
どっちらかが、強かったり弱かったりすると背骨が引っ張られて傾きます。
その筋肉の張力が、何かのきっかけで左右差が生じてきます。
ただ固いところをやわらかくすれば良いわけではありません。
なので無理なやり過ぎなストレッチはやめましょう。
気持ちいい感じで伸ばすことを毎日おこなうことで効果はあるのです。
側弯の方は、何年も毎日続けることが必要になっていきます。
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