責めることで治癒力がなくなる?!
自分を責め続けている方に、腰痛や病気が出てくる傾向があります。
腰痛が良くならない方は、真面目で優しい方が多いのです。
真面目で優しいからこそ、出来ない自分を責めてしまいます。
でもそのことが体を壊してしまうのです。
腰痛があると、「前はあんなに出来たのに」「痛くて何もやる気がおきない」と言います。
「何も出来なくなってしまった自分」を責めたりします。
でも、責めることを辞めて自分を大切にしないと腰痛は良くなりません。
なぜそれが、腰痛や病気に関係しているかというと、自律神経の働きと関係しているからなのです。
自分を責めることは、自分を「良い自分」と「悪い自分」とでジャッジしている状態であり、それは脳が苦痛回避で動き交感神経が優位に働きます。
そうなると、体が休息する力が弱くなっていきます。
それが腰痛や病気の快復と関していきます。
大事なことは、腰痛になって自分を責めているのではなく、自分を責める癖が昔からあるから腰痛になりやすくなっているということなのです。
昔からの「自分を責める」癖をやめることです。
出来ない、やれない自分を許し、自分を大切にすることです。
もし、大切な人が自分を責めていたら、どう声をかけますか?
それと同じことを自分にも声をかけてみて下さい。
そのことで逃げなくなり、向き合うことが出来ます。
自分のことを許して励ましてあげることは、何かをしようとする意欲が上がり、自制心も強くなります。
やる気が向上することで、行動が出来て、自分の悔いのない人生を全うすることが出来ます。
「思う通りならないこと」で苦しむのではなく、自分の心に寄り添って温かく安らぐ自分でいれば、どんな困難でも幸福を感じていくことが出来ると思います。
今の状態でも、幸せに気づくことが自身の治癒力を高めることが出来るのです。
やろうと思ったことが、上手く出来なくて自分を責めることはありませんか?
あれだけ自分を責めたのに、また同じ失敗で自分を責めたりすることはあるのではないでしょうか。
「今度はしっかりやろう」
「今度からはちゃんとやろう」
「ダメだと思う悪い習慣を変えよう」
と思ったのに、また同じ繰り返し・・・
いつも今度から、明日からといつも言っていませんか。
じつはこれは「自分を責める」ことから出来なくなっているのです。
出来なかったこと・上手くやれなかったことで、自分を責めてしまうと「なんてダメな人なんだ~」という自己評価をしてしまうのです。
それを毎日、無意識に何度も知らずに自己対話でやっていると自己評価が下がってしまい、やる気が出なくなってしまうのです。
もし、人から一日何度も「お前はダメな人だ!」と言われるとします。
それも、毎日続くと・・・
そこから逃げたくなりませんか?
やる気を起こすモチベーションはなくなり、その物事から背をむけるようなことをしてしまい、自己評価が下がることで、また同じ失敗を繰り返してしまいます。
自分を責めるということは、そのことから逃げ出してしまい、向き合わなくなることです。
なので必ず「自分を責める」ことだけはしないほうがいいのです。
もし出来なかった自分、やれなかった自分を「責める」のではなく「自分を許す」ことが出来れば、そのことをありのままに見つめることが出来て学ぶことが出来ます。
そのことでまた反省をして向き合うことができるのです。