腰痛は体からの大切なメッセージ
今、全然良くならない腰痛を憎んではいませんか?
「この痛みさえなければ幸せなのに・・・」「この腰痛のおかげで何も出来ない・・・」「なんでいろいろ腰痛の為にやっているのに良くならないの・・・」と毎日、イライラしていませんか?
腰痛は悪いもので、そのことで自分が苦しんでいると思っているうちは、なかなか改善しにくいものです。
腰痛は自分の体の一部です。
腰痛を憎み恨んでいるということは、自分自身も憎み恨んでいるということになります。
そんな状態で、自分の体が休まることが出来なくなります。
心と体はつながっています。
心が休まることで、体が休息することが出来ます。
自分の中に悪いものがあり、それを早く排除したいと強く思えば思うほど、それが出来ないとそのものを憎み恨んでしまうことがあります。
その状態では、毎日が体のパフォーマンスが発揮できません。
まずは、この腰痛は自分が作ったものだと知って下さい。
腰痛はケガではありません。
今までの生活習慣の蓄積で腰痛は作らています。
長年の姿勢、運動不足やいつもある思考や感情も関係していることがあります。
いつも常に自分を攻撃している思考があれば、自分の体が休まらなくなり筋肉が固くなっていき腰痛となって出て来ます。
腰痛でイラついたり、憎んだりしている状態は、自分で体をいつも攻撃している状態となってしまいます。
心と体のつながりを理解しないと、いつまでも腰痛で苦しむことになります。
「これが足りない」「あれが足りない」といつまでも追い続けて、心の安らぎをいつまでも得れないと自分の治癒力が高まっていきません。
自分の治す力があってこそ、腰痛をなくしていくことが出来るのです。
なのに「これだけやっているのに全然良くない」「これだけいろいろな所に行ったのに良くならない」「有名な先生の所に行ってもダメだった」と思って憎んで恨んで落胆していませんか。
私たち施術者は、回復しやすい体にすることが出来ます。
でも本当に体を治せるは、自分自身だけと知って下さい。
一時的に良くしても、習慣が変わらなければまた体は悪く戻ります。
痛みは、体が訴えているメッセージのです。
それを恨んだり、憎んだりしているのではなく、訴えている痛みを理解して、痛みを通してどう生活習慣を変えていくかです。
病気になると、健康のありがたみが分ります。
腰痛も同じです。
腰痛のおかげで、いろいろなありがたみを知ります。
「なぜ良くならないのか」その答えは、あなたが持っているかもしれません。
毎日感じている「イライラしていること」「憎んでいること」「恨んでいること」「怒っていること」の感情があることにまずは気づいて下さい。
その思考や感情が、悪いのではないので無理に無くそうとしないで、なぜそれが自分にとって必要なことだったのかを考えて下さい。
ネガティブな感情を無くさなければならないとするから、体が休まらなくなってしまうのです。
今、必要なことが何の為に起きているのか?なんの目的があって今の自分をやっているのか?を考えていくと、そのネガティブな感情は無くさなければならないものでなくなっていきます。
いつも問題事を自分以外の人や、環境のせいにしていると安らぎは一生やってきません。
腰痛を通して、自分がどう変われるかを痛みは教えてくれているのもしれません。