思う通りいかないことで不調になる?!
落ち込みやすい・不安を感じやすい・心配しやすい・こういうことを感じやすい人が腰痛が改善しにくい傾向があると思われます。
思う通りに行かないことや、人からの自分の評価が低いと感じたときに、落ち込みやすくなることが多い人を「メンタルが弱い」と表現されます。
メンタルと腰痛がどんな関係があるのでしょうか?
「やる気がおきない」「体が重い・だるい」「寝てもすっきりしない」そんな体が重く疲れやすい状態が続くことがあれば「メンタル」の問題が考えられます。
いつも問題のほうにフォーカスしていると、そこから逃れることを無意識に考えてしまいます。
すると、脳が苦痛系で動くので交感神経が優位になり、体の休息する力が弱くなっていきます。
そのことから、腰痛が改善しにくくなることがあるのです。
「メンタルが強くなりたい」
みなさん、そうなりたいと思う人が多いとかと思います。
メンタルが強い=何事にも動じない心
つまり感情が安定し、他人から何を言われてもいちいち気にしなくなることです。
メンタルが強い人は、嫌なことがあっても無理せずにすぐに気にしなくなります。
それが簡単に出来ればいいのですが、すぐにメンタルを強くすることは難しいのです。
実は、これは小さい頃からの習慣なっている癖みたいなものなのです。
癖なので変えることが出来るのです。
落ち込んだり不安を感じると、人は苦痛感情から避けるために、目先の快適感情に流れてしまいます。
「頑張っているのにうまくいかない」
「頑張っているのに認めてくれない」
そんな時に、ネガティブな感情が出てきて逃れようという欲求が強くなり、忘れる為に様々な刺激を脳に入れて苦痛感情を忘れようとします。
しかし、その時は忘れることが出来ても現状は何も変わっていないので、再び苦痛感情から回避するための行動をしてしまうことで習慣(癖)を作り出してしまいます
そんな習慣には、ホルモンが関係しています。
人は、ストレスから逃げようとして快適感情に流れてしまうと「セロトニン」「ドーパミン」というホルモンの分泌が減っていきます。
このホルモンは、筋肉を動かす神経伝達物質なので分泌されないと、体に力が入りづらくなり行動がしにくくなります。
同じ悩みにいつまでも囚われていると、健康を維持する「ホルモン」が減っていくのです。
メンタルが弱い人は、同じことでいつまでもクヨクヨ悩む傾向があるのです。
逆にメンタルが強い人は、何か問題が起きてもその出来事に動じなく、そすぐに向き合い解決しようとします。
すると、セロトニンやドーパミンの分泌が多くなるのです。
分泌が多いと、体の健康を維持することが出来て疲れにくい体になれます。
疲れやすく、やる気が出なく、いつも体が重く凝っているのは、実はこの2つのホルモンが関係している可能性があるのです。
メンタルが強くなることで、体のいろいろな不調をなくしていくことも可能なのです。
だけど「メンタルが弱いのは性格だからなおせない」と思っていませんか?
メンタルを強くすることは出来るのです。
メンタルが強くなることで物事に動じなくなります。
そのことで、嫌なことがおきてもすぐに良い感情に戻すことが出来るのです。
メンタルを強化するには、行動を変えて習慣にしていくことです。
それは、苦痛感情から避けるために、目先の快適感情に流されない習慣です。
今までの行動を変えることで、メンタルは強くなることが可能なのです。
多くの人が、無意識に自分の行動をパターン化しています。
電車の中ではスマホで時間を潰したり、とりあえずテレビをつけてそのままずっと見たり、少しだけyoutubeを見ようと思ったら何時間も・・・
そして、やらなくてはいけないことを後回しにしていませんか?
実はその行動の毎日の積み重ねが、自身のメンタルと関係しているのです。
「こうしたほうがいい」「やらなくてはいけない」と分かっていても、漠然と同じ日々を過ごしてしまうのは、変化をしないほうが楽だからなのです。
「いつもお同じ悩みでクヨクヨするのは嫌だ」と思っていても変われないのは、今までと同じ行動をするのが快適なのです。
人は変わるのには苦痛が伴うのです。
だから変わりたいとも思っていても、潜在意識では快適な方を勝手に選んでしまうのです。
それが今までと同じ行動をしてしまうのです。
まずは、「テレビを見る時間を減らす・ネットをダラダラ見ない・スマホはいつも触らない」というやらない行動から変えることでメンタルを変えることが出来ます。
そして、自分の心が喜ぶことをやっていくのです。
その毎日が、少しずつとメンタルが強くなっていくことが出来るのです。
今の行動は、理想とする自分に「近づいているのか」それとも「遠のいているのか」をいつも考えて行動することです。
そして、その行動には苦痛が伴うということを知ることです。
だから、いつも通りの快適な感情に流されてしまいやすいということを知ることです。
だから、「出来ない」「やれない」自分を責めることはしないで下さい。
自己の評価が下がると、メンタルも下がります。
また次から挑戦していき、何度も挑戦していくことでメンタルは変わります。
毎日が挑戦できるのです。
一日、一日の積み重ねがメンタルが強化されて、今まで良くならなかった腰痛や不調が良くなっていくことが出来るのです。