信じるエネルギーが治癒力を上げる
よく「自分を信じる」ことは大切だと言います。
何年も腰痛が良くならずに、何をしても変わらない心配で苦しんでいるクライアントさんに言います。
「自分を信じるという力は、自然治癒力を高めることが出来ます」と、
ですが、そんなことを言われて??と皆さんなります。
「自分を信じる」と言われ何を思いますか。
「自分を信じる」と言われると
・絶対に良くなると信じる
・自分はやれば出来ると信じる
・この先、大丈夫だと信じる
というポジティブに物事を考えることだと思うかもしれません。
しかし、そんなことを今まで自分に言い聞かせて、努力をしてきて「報われなかったこと」「出来なかったこと」「病気が悪化したこと」などがあり、信じる力が失ってきたのではないでしょうか。
そして、出来なかったことで自分を責めたり、アドバイスしてくれた回りの人を責めたりする方もいます。
このような「信じる」は結果が出ないと、信じることが出来なくなり時には自分を苦しめてしまいます。
「今の腰痛は絶対に良くなる」と思って、それを信じ自身でも努力すれば良くなると信じてきたのではないでしょうか。
毎日、良いことをして努力していく。
信じて行動することは大切です。
何か良いことがあると思うからこそ、人は行動することが出来のです。
ですが
結果が出ないと続くことが出来ません。
人によって能力や出来ることは限られているし、努力をしても前進するだけではなく、後退もするし後退しかない時もいくらでもあります。
だんだん信じることが、自分自身を苦しめることになるかもしれません。
私が思っている「自分を信じる」という意味は
「人は自分の体を治すことが出来る自然治癒力をみんな必ず持っていること」
「自分の思う通りにならなくても、幸福を感じながら生きていくことが出来ること」
ということを信じて生きることです。
人には寿命があります。
病気が治ることを信じてもし治っても、いつかは終わりがあります。
また治らない病気で終わることもいっぱいあります。
治ることを信じて生きいくことは、時おり自分を苦しめてしまいます。
今の腰痛やそして様々な病気があっても、今日一日を幸福を感じて過ごすことが出来るのではないでしょうか。
それが、明日も明後日も「幸福感」を感じながら生きることも出来るかもしれません。
「そんなことが出来る自分」を信じてみて下さい。
簡単なことではありません。
問題事があっても、幸せをさがしていくことは凄く勇気がいるかもしれません。
しかし、今の自分が幸福を感じなければ、治す力はどんどん減ってしまうのです。
「やれば出来る」「信じれば叶う」のでなく「今の辛い生活の中でも、幸福を見つけながら生きていける」そんなことが出来る自分を信じることが、自分を救ってくれるのかもしれません。
痛みや病気があっても「悔いのない人生を全うする」ことが出来る自分を信じてみて下さい。
「自分の思う通りにいかない」「努力が報われない」それは、もしかして大したことではないかもしれません。
今が大切と思うエネルギーは、自身の体を変えていくことが可能になるかもしれません。
もっと自分という存在を信じてみませんか。