自律神経には内側の声に耳を傾けることが大切

自分の内側の声をきいていますか？

この内側の声をずっと無視していると、自律神経の働きが弱くなってくるのです。

自分の内側の声を内的会話と言います。

内的会話は、頭の中での独り言で

一日、５万～６万回していると言われます。

そんなにしていると気づいていましたか？

なぜ？自律神経に関係しているかというと、

そこに本当の自分の声があるからです。

「今日はこれをやると決めていたのに、やる気がおきない」

そんなとき内側の声では、

「やった方がいいよ、終わったら気分いいよ」

「でも気分がのらない、何もしたくない」

などが頭の中で言い合いをしています。

理想の自分と、嫌なことから逃げる自分がいます。

そこの会話には、大事なことをいつも自分と会話しています。

多くの人は、聞き流してしまい向き合うことをしていません。

また次の日も、9割近く同じ会話がずっと繰り返すといいます。

それを無視し続けていると、体にサインが出てきます。

その時に、自律神経の働きが悪くなっていることに気づくかもしれません。

「本当はこうしたいなぁ」と思っていても、

後回しにしていると、いつも頭の中でぐるぐる回って会話をしています。

・やれていない自分

・出来ていない自分

自己否定する会話を自動的に勝手にしてします。

自分を否定し続けていると、

脳は、自分を敵とみなし自分を守る行動をします。

分かりやすく言うと、

自分を嫌いになってしまうと、自分を嫌いな人になり、

その嫌いな人からの否定されると、攻撃されたと思い自分を守ることをするのです。

それは、筋肉を固くして血流を悪くして敵から身を守る行動になります。

これは、交感神経が優位になり過剰に働いてしまう働きです。

そうならない為にも、いつも頭の中でぐるぐる回っている自分の声を無視しないことです。

実は、この内的会話はとても重要なのです。

内的会話がなぜ重要かというと、

理想な人や理想な人生になる為に、

「何をしたらいいのかなぁ」という理想な自分になる為の声が内的会話なのです。

内側の声が、本当の自分の声なのに無視していませんか？

そこに向き合わないで、違う行動を毎日していると脳と体が分離してしまうのです。

大事なのは、無意識と意識を統合させることなのです。

無意識に頭の中で会話している声と、普段の行動を一致させることです。

自分のいつもある内側の声に傾けると、

自分のことが好きになり、自分のことが信じられるようになっていきます。

・いつも何に苦しんでいるのか

・なにが出来れば誇らしくなれるのか

自分の心の声と向き合うことで、何をしていけば自分は喜ぶのだろうと気づきます。

それをしなくて、

「やらなくていけない」「こうしなくてはいけない」「相手の為に頑張っている」

と、自分の本当の気持ちが分からなくなっていきます。

そして、向き合うことから逃げることをしてしまいます。

ゲームやインターネット、テレビやYouTubeなどで現実から逃れることを無意識にします。

これらは、嫌なことを忘れることが出来るので、子供たちだけではなく大人もしてしまいます。

気づかないうちに、それが無意識に「それがやりたい事」に変わってしまうのです。

気が付いたら、パソコンを開いて動画を見ている

という状態です。

その時に、大切なのは内側の本当の自分の声に傾けることです。

本当は、どんな気持ちになりたいのか

何を達成すれば、そんな気持ちになれるのか

本当は、どんな人に憧れていてなりたいのか

その為には、今何をすればいいのか

そんな質問の答えは、全て自分の内側の声が答えてくれます。

それを無視しないで、聴いてあげることです。

そして、知っていることから出来ることやれることをコツコツしていくことです。

それをひたすら続けていくと、自分の声を聴いてあげているので、

自分を信じることが出来てきて、

自分を好きになっていくことが出来ます。

自律神経の働きが悪くなった原因は、

自分の声を無視し続けていて、そこからの自己否定からくるものです。

自分で自分を認めることが出来てくれば、

今までの症状がなくなってくるだけでなく、理想な自分へともなっていくのです。