【執筆・監修】
ぱんだ整体院 院長 安井真一
施術歴30年以上/開院20年/延べ6万人以上を施術
慢性的な腰痛・神経痛・原因のはっきりしない不調に対し、神経の働きや身体の回復力に着目した施術を行っています。
近年の神経科学や痛み科学(Pain Science)の考え方も取り入れながら、神経の働きという視点から身体を評価し施術を行っています。
本記事は、日々の施術経験と継続的な学びをもとに作成しています。
肩こりや腰痛、首の痛み、坐骨神経痛、自律神経の不調。
これまでに整体やマッサージ、ストレッチ、運動療法などを試してきたにもかかわらず、なかなか改善しないという経験はありませんか?
実は近年、痛みや不調についての考え方は大きく変わりつつあります。
以前は、
「痛み=体のどこかが壊れているサイン」
と考えられていました。
しかし現在の痛み科学(Pain Science)では、痛みは単純に組織の損傷だけで説明できるものではないことが分かってきています。
そこで注目されているのが「神経の働き」です。
当院の神経整体は、カイロプラクティックの考え方をベースにしながら、現代の神経科学や痛み科学の知見を取り入れた新しい整体です。
神経整体とは、筋肉や骨格だけでなく、
「神経がどのように体をコントロールしているか」
に注目する整体です。
私たちの体は、脳と神経によって常に管理されています。
これらはすべて神経系が関わっています。
つまり体の働きの土台は筋肉ではなく、神経にあるとも言えるのです。
神経整体では、この神経の働きを評価し、過剰な緊張や防御反応を整えることを目的としています。
カイロプラクティックは、1895年にアメリカで生まれた手技療法です。
当時から一貫して大切にされてきた考え方があります。
それは、
「神経の働きが健康に大きく関わっている」
という考え方です。
私たちの体は、脳から全身へ伸びる神経によってコントロールされています。
筋肉を動かすこと、
姿勢を維持すること、
呼吸をすること、
内臓を働かせること、
これらはすべて神経系の働きによって調整されています。
カイロプラクティックでは、背骨と神経の関係に着目し、神経がより良く働ける状態を目指してきました。
もちろん現在では、100年以上前の理論のすべてがそのまま受け入れられているわけではありません。
しかし、
「神経系が体の働きをコントロールしている」
という考え方そのものは、現代の神経科学とも共通する重要な視点です。
近年の研究では、神経は単に命令を伝える配線ではなく、
といった情報処理の中心的な役割を担っていることが分かってきました。
当院の神経整体は、カイロプラクティックが大切にしてきた「神経への着目」という考え方を土台にしながら、
現代の神経科学や痛み科学(Pain Science)の知見を取り入れて発展させたアプローチです。
そのため、単に骨格や筋肉を調整するだけではなく、
「神経がどのように体をコントロールしているのか」
という視点から体の状態を評価し、施術を行っています。
神経整体の目的は、
単に痛みのある場所を施術することではありません。
また、無理に骨格を矯正したり、筋肉をほぐしたりすることだけを目的としているわけでもありません。
当院が目指しているのは、
神経が体を正しくコントロールできる状態を取り戻すことです。
私たちの体は、脳と神経が常に情報をやり取りしながら動いています。
立つことも、
歩くことも、
姿勢を保つことも、
すべて神経系の働きによって調整されています。
しかし神経の情報処理にズレが生じると、
といった状態が起こることがあります。
そこで神経整体では、
体が安定して動ける状態を目指します。
無理に姿勢を正すのではなく、
神経が周囲の情報や体の状態を適切に認識できるようになることで、
自然とバランスの取れた動きにつながることを目指します。
また、
本来使えるはずなのに十分に使えていない部分を、再び使えるようにしていくこと
も大切な目的の一つです。
体には本来、多くの関節や筋肉、感覚機能が備わっています。
しかし神経の防御反応や過剰な緊張によって、それらが十分に活用されなくなっている場合があります。
すると一部の筋肉や関節に負担が集中し、
慢性的な痛みや不調につながることがあります。
神経整体では、
脳と神経が体をより効率的にコントロールできる状態を目指しながら、
安定して動ける体
無駄な力みに頼らない体
使えていなかった部分が働く体
へ導くサポートを行っています。
その結果として、動きやすさや快適さが生まれ、日常生活をより楽に過ごせる状態を目指していきます。
私は施術家として多くの方の体と向き合ってきました。
その中で疑問に感じていたことがあります。
それは、
「筋肉をほぐしても戻ってしまう人がいる」
「骨格を整えても変化が続かない人がいる」
「検査で異常がないのに強い痛みを抱えている人がいる」
という事実でした。
もちろん筋肉や関節へのアプローチが必要な場合もあります。
しかし、それだけでは説明できないケースを数多く見てきました。
そこで学びを深める中で出会ったのが、
神経科学や痛み科学(Pain Science)の考え方です。
近年の研究では、痛みや不調は単純に体の損傷だけで決まるものではなく、
神経系の情報処理や防御反応が大きく関わっていることが分かってきています。
当院が神経に注目している理由もここにあります。
痛みのある場所だけを見るのではなく、
「なぜ神経がその反応を続けているのか」
という視点から体を評価することで、これまでとは違った可能性が見えてくることがあるからです。
神経や痛みに関する研究は現在も進化を続けています。
そのため当院では、施術技術だけでなく、
などについて継続的に学び続けています。
体は単純な機械ではありません。
筋肉、関節、神経、脳、感覚、心理的要因など、多くの要素が影響し合っています。
だからこそ、一つの考え方だけにとらわれず、常に新しい知見を取り入れながら施術を行うことを大切にしています。
当院の目的は、単に症状を追いかけることではありません。
痛みのある場所だけを施術するのではなく、
体全体の働きを見ながら、
神経が過剰な警戒状態から抜け出し、本来の働きを取り戻せるようサポートすることを目指しています。
痛みや不調が長く続くと、多くの方は「痛みが出ないように」と無意識に体を守るようになります。
その結果、
動くことへの不安が強くなったり
姿勢を過度に意識したり
体に力が入り続けたり
することがあります。
しかし本来の体は、無理に支えたり頑張ったりしなくても、神経が適切に働くことで自然にバランスを取ることができます。
当院では、体を無理に変えるのではなく、神経が安心して働ける環境を整え、体が本来持っている調整力や適応力を引き出すことを大切にしています。
また、施術を受けている時だけ楽になるのではなく、ご自身の体に対する理解を深め、不安を減らしながら日常生活を送れる状態を目指しています。
その結果として、
につながっていくと考えています。
慢性痛の改善とは、単に痛みの数字が下がることだけではありません。
「やりたかったことができるようになること」
「痛みを気にせず生活できる時間が増えること」
「体への不安が減ること」
も大切な変化だと考えています。
当院は、神経の働きという視点から、そのような未来を一緒に目指していきたいと考えています。
長年続く痛みや不調は、
「年齢だから仕方ない」
「もう治らないかもしれない」
「一生付き合っていくしかない」
と思われることもあります。
実際に、さまざまな治療や施術を試しても変化がなく、希望を持てなくなっている方も少なくありません。
しかし近年の痛み科学では、痛みは単純に体の損傷だけで決まるものではなく、神経系や脳の働きが大きく関わっていることが分かってきています。
また、神経系には「可塑性(かそせい)」と呼ばれる性質があります。
これは、経験や環境によって神経の働きが変化し、学習していく能力のことです。
つまり、
長年続いている痛みであっても、神経の働き方が変わる可能性は残されているということです。
もちろん、すべての痛みが簡単に改善するわけではありません。
しかし、
「体が壊れているから痛い」
という一つの見方だけではなく、
「神経が過敏になり、必要以上に体を守ろうとしているのかもしれない」
という視点を持つことで、新たな可能性が見えてくることがあります。
当院では、痛みのある場所だけを見るのではなく、
なども含めて総合的に評価しながら施術を行っています。
慢性痛の改善は、単に症状を抑えることだけではありません。
体への不安が減り、
「これなら動けそう」
「少しずつ良くなれるかもしれない」
と感じられることも、大切な回復の一歩です。
当院では、神経の働きという新しい視点から、一人ひとりの体と向き合い、本来の回復力を引き出すお手伝いをしています。
なかなか改善しない慢性痛や不調でお悩みの方にとって、新しい選択肢の一つになれれば幸いです。
「痛みと戦うのではなく、神経が安心して働ける状態を取り戻していく。」
それが当院の神経アプローチ整体の考え方です。
当院の施術は医療行為ではなく、身体の機能改善を目的とした整体です。
本ページは一例であり、
同様の症状でも原因や経過には個人差があります。
効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
また、強い痛みやしびれ、発熱、急な症状の変化などがある場合は、
医療機関での検査・診断をおすすめすることがあります。
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