以前から口を開けると顎の関節が音をしていたのですが、最近は口が空けづらく顎に痛みが出ます。
たまに口を大きく開けた時に、ガックンと顎が外れた感じになり強い痛みが走ります。
それが半年間続いているのですが良くなっていくのでしょうか。
一応、歯医者でもみてもらったのですが、嚙み合わせは問題ないと言われマウスピースの使用をしています。
これは、顎関節症だと考えられます。
「口を開けるときに顎に痛みが出る」「閉じるときに閉じにくい」「顎がゴリゴリ音がしたスムーズに動かない」などの顎の問題がおきます。
最初は、口腔外科での検査をお勧めします。
そこでの問題がない方、もしくは治療を続けいても変わらない方をみています。
それは、噛み合わせなどの問題があればそちらでのほうを先にしていくほうがいいからです。
嚙み合わせの問題がないのなら、顎の筋肉の問題が考えられます。
顎を動かす筋肉が、固くなることで顎の関節にも影響が出てくることがあるのです。
その筋肉の状態をもとに戻していくことで、以前と同じようになり顎の問題はなくなることがあります。
顎を動かす筋肉は、いろいろとあります。
顎回りにある「咬筋」「外側翼突筋」「内側翼突筋」
頭の横にある「側頭筋」
顎下にある「舌骨筋」など多くの筋肉が、口を開けたり物を噛んだりする時に関係していきます。
そこの筋肉の緊張がおきると、顎の関節に問題が出てくることがあるのです。
口が大きく開かない・物を噛むと顎が痛む・顎がガックンと音がするなどの問題がおきます。
なぜ顎の筋肉に緊張がおきるのでしょうか。
それは、嚙みしめる癖や歯ぎしりのなどで筋肉に負担がかかり、次第に強い緊張となり取れなくなってくるのです。
生活の中で食いしばったり、嚙みしめていることはしていませんか?
それが、長期間していくことで、顎の筋肉は疲れてしまい、疲労が蓄積されてしまいには固く緊張していきます。
そうなると、なかなか緩んでいかなくなるのです。
そして、顎の関節の動きにも影響してくるのです。
なので、何かしてなるのではなく長期間の蓄積でなっていくのです。
顎の筋肉の緊張は体とつながっています
噛みしめ、歯ぎしりは「体の力み」でおきます。
それが、普段の生活で無意識にしている状態は、顎だけでなく体全体の「力み」がありうまく体の力が抜くことが出来なくなっているのです。
筋肉の緊張は顎だけではありません。
顎の筋肉の緊張がおきるときは、必ず他の違う場所も緊張がおきます。
それは、筋肉は筋膜という膜で、足から頭までつながっていており、固くなると同時に他の場所が引っ張られていきます。
なので、顎回りの筋肉をマッサージしても顎の問題が解決されないことが多いのです。
顎の筋肉の緊張を取るには、全身の「体の力み」をなくすことが必要だと考えています。
「前はなんともなかったのに、なんで顎が痛くなったんだろう」と、そこから考えていってほしいのです。
みなさん「早くこの痛みをなんとかしたい!」と思われます。
その気持ちはわかります。
口を大きく開けられない、また顎がガックんとして痛みが走るなどの不安があると生活に支障がきます。
ですが、「なんで自分の顎が噛みしめる癖がついたのか」を考えてみて下さい。
仕事でのストレス、人間関係での怒り、将来の不安などで、知らずに顎に力が入ってしまいます。
なんで力が入る原因を探してみることで、無意識に力が入る状態が分かればいいのです。
あとは、そんな状況のときに力を抜くことを意識することです。
まずは自分が力が入っていることに気づくことです。
顎の調子が悪くて何年も続いている方もいます。
なぜ全然良くならないのでしょうか?
それは疲労の蓄積と考えています。
筋肉の疲労が緊張を作っているので、顎の筋肉の疲労が取れていくことが必要なのです。
それには、寝ても疲労が取れなくなっている体から改善していくことです。
寝ても疲れが取れない体とは、寝ているときにの呼吸が悪いことが考えられます。
寝ている時の深い呼吸は、体をリラックスすることが出来て血流を良くしていきます。
逆に、寝ている時に呼吸が浅いと、体は硬直して体の隅々まで血液が流れません。
その睡眠の違いで、知らずに疲れは溜まっていきます。
力が入らない体は、睡眠の質をあげます。
睡眠の質をあげていくには、深い呼吸をすることです。
寝る前などに5分程、深い呼吸を続けてみるのも効果があります。
日常生活で顎に自然と力が入る癖がある方は、脱力を心掛けて欲しいのです。
脱力とはリラックスすることです。
イライラ・不安・心配があると、体は硬直してしまいます。
そのことにに気づき、なるべく体の脱力を意識してみてください。
自然と顔がけわしい表情なっているのであれば、体に力が入っている状態です。
鏡を見て、確認してください。
もしそうなっているのなら、改善から遠のきます。
それは、自身で顎の痛みを作っているからです。
せっかく努力してゆるんできても、何かの出来事や何かの考え事ですぐに固くなるのです。
車の渋滞、レジでの並びの時間などで人がイライラしやすい事で、自身がいつも「イライラせずに顔が穏やかにいられるか」そんな毎日の積み重ねで繰り返すことが必要です。
いつも脱力が出来ている状態でいられるかを挑戦をしてみて下さい。
良くするのは脱力を意識することです。
深い呼吸を繰り返すでリラックスすることが出来ます。
顎の筋肉が固くなっている時は、その場所だけ固くなることはありません。
その様な状態になっている時は、体全体が固くなっていることがほとんどです。
体の緊張した状態が続くことでその様な状態になっています。
自分で解消させるには、深い呼吸を続けて行うことです。
深い呼吸を5分以上おこなうと、自律神経の副交感神経が高まります。
そのことで、リラックスすることが出来て顎の緊張が取れやすくなります。
呼吸は「口から息を吐き、鼻から息を吸う」それを出来る限り長くゆっくりとおこなうのがポイントです(目安は1分間に約3呼吸ほど)
夜に寝る前のおこなうことで、寝ている時の歯ぎしりや食いしばりを減らすことが出来ます。
腕を前後に振る体操です。
生活の中で、無意識に力が入っているのを自身で脱力する方法があります。
体に力が入る癖と取る体操です。
やり方は、両腕を前に挙げて力を抜いて降ろします。
その勢いで、両腕を振り子のように振り続けます。
ポイント、肩や背中に力を入れないことです。
脱力を意識しておこなって下さい。
肩の力が抜くことで、腕がやわらかく使える様になります。
腕の筋肉は、顎の筋肉につながっており、腕がやわらかく使えることで顎の緊張をなくしていくことが出来ます。
明るい表情はゆるめるには必要です
何かにイライラしている時は、自律神経の交感神経が強くなっている状態です。
それが続くことで、顎の筋肉の緊張がおきます。
常にイライラしている状態なら、なかなか緊張が取れにくくなっていきます。
もし心当たりがあるのなら、すぐに交感神経から副交感神経の働きに変えていきましょう。
それには、笑顔です。
無理してでも笑顔を作ることで、副交感神経に変わるのです。
それは、顔の表情筋と自律神経が関係しており、笑顔にすると筋肉の緊張が減少するのです。
逆にいつもイライラしていると、どんどん顎の筋肉の緊張が強くなります。
なので、笑顔を作ることでゆるめていくことをしてください。
ぱんだ院長の安井です。
あなたのお悩みを解決します!
顎の問題を自身で改善させていくことも可能です。
ですが、何ヵ月も続いているのなら時間がかかるかもしれません。
顎が痛いことで生活に支障が出ると思います。
このまま痛みがなくならないかと不安や心配は、体を余計に緊張させ固くなり悪影響となります。
早く改善していきたいのであれば、体の歪みを戻して緊張を取っていくことでも可能になります。
当院は開業して15年になり、顎の問題でお困りの方を多く見てきています。数多くの施術経験と積み重ねられた知識があり、人体解剖研修を修了し筋膜の施術に熟知している整体を提供しております。
お悩みなら、我慢しないでお気軽に相談してください。
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