一年以上前に急にお尻から右脚にかけて痛みが出始めて、最近はその痛みが強くなってきてだんだん歩くのがつらくなってきました。
病院で検査をしたら、特に骨に異常はなく坐骨神経痛と言われました。
今でも歩くと痛みがあります。
他の所でずっと通っていましたが、良くなる気配がありません。
整体で良くなるものなのでしょうか?
一年前から痛みが続き、だんだんそれが強くなると不安だと思います。
ですが、検査で骨に問題がないのであれば、その坐骨神経痛は改善できるかと思います。
骨や椎間板に問題がなくても、坐骨神経痛は出てきます。
それは「筋肉」の問題で坐骨神経が圧迫されて痛みが出てくることがあるのです。
その筋肉の状態を良くしていくことで、改善される方が多くいます。
当院でも、坐骨神経痛で悩んで来られる方は結構います。
神経の異常は、長年の蓄積で出てきていることから長く悩んでいる方もいます。
坐骨神経痛は慢性化しやすいので、異常があれば放っておかないで早くから対象していくことが大切です。
改善には、体全体がゆるむ体になることが必要です。
そのことで、腰や脚の筋肉はゆるんでいき坐骨神経痛が解消されます。
坐骨神経は、腰椎の間から出ており、お尻から太ももへふくらはぎにかけて通っています。
椎間板ヘルニアになると坐骨神経が圧迫されて、坐骨神経痛が出てきやすくなります。
ヘルニアなどの腰椎の問題でなくても、お尻回りの筋肉の緊張がおきて神経の通り道が悪くなることがあるのです。
その中で「梨状筋」の緊張で、坐骨神経痛の問題となることがあります。
悪くなっていると、そこのお尻の筋肉が固くなっているのが分かると思います。
坐骨神経痛の方は、そこの場所を押すと気持ちいいので、叩いたり押したりする方もいます。
ですが、それは逆効果になることもあります。
坐骨神経痛は、お尻の筋肉が固くなっています。
そこを押されると気持ちいいので、マッサージにいって押してもらっている方もいます。
自身で、テニスボールなどでお尻に押し当てている方もいます。
実は、それは逆に筋肉の緊張を強くする可能性があるのです。
坐骨神経痛は、筋肉の緊張が起きている状態なので、そこを強く刺激することで余計に固まり緊張がおきることがあります。
無理に伸ばすストレッチでも、悪くすることもあるので気をつけてください。
痛い場所をなんとかしたい気持ちは分かります。
ですが坐骨神経痛は、ただ痛い場所ゆるめればいいわけではありません。
問題なのは、なぜ普通の生活をしていて神経痛が出てくるかなのです。
みなさん、痛い場所をなんとかしようと、薬や電気、マッサージなど痛い場所を緩和させる方法をされているかと思います。
それで良くなっているのであれば問題はありません。
それを続けていけばいいと思います。
ですが、それを続けていても変わらない方がいます。
そんな方には、「痛い場所を何とかしよう」ではなく「悪くなる体を何とかしよう」という体全体の問題ととらえてもらっています。
足に指から頭まで繋がっている「筋膜」という膜は、お尻の筋肉の緊張に関係しています。
お尻の緊張があるのなら、他の場所も体の緊張は起きているのです。
坐骨神経痛は良くならない方は、体全体のゆるみを作ることをしていきます。
体全体のゆるみがないから、坐骨神経痛が出ているのです。
なので、体のゆるみがないと一時的に良くなってもまた再発することもよくあるのです。
なぜ体のゆるみがなくなり、筋肉の緊張は出るのでしょうか。
それは「疲労の蓄積」です。
疲労が、寝ても取れない体になっていることに問題があるのです。
疲労が蓄積されると、筋膜という膜が固くなり筋肉が引っ張られて緊張がおきます。
それが坐骨神経痛となり出てきているのです。
疲労が蓄積される体になったのは、無意識に体に力が入る癖がつきリラックスすることが出来なくなっているからです。
疲労の蓄積を解消するには、脱力をすることを意識してください。
疲労が蓄積されると筋肉は固くなり、神経の流れも悪くなります。
今まで、仕事や家事などで忙しい毎日で体に無意識に力が入りいつのまに体がリラックスすることが出来なったのではないでしょうか。
「体の力み」に気づき脱力を意識してください。
体の力みがある方は、寝ていても力がはいり体が硬直しています。
それでは疲労はどんどん蓄積されていきます。
不安や心配ごとを考えて下さい。
その時に自分の体を観察してみると体に力が入っていませんか?
そのような状態が何日、何か月となると筋肉は緊張して取れていかなくなります。
なので、体の脱力を毎日心掛けていくことはとても大切です。
力を抜いている状態を保つことが大切です。
歩く距離、スピードは自分の心地よいペースでいいです。
歩く動作は背骨の捻れ運動となります。背骨のわずかな捻じれ運動が体全身の動きを作っていきます。
でも歩いて腰や脚に痛みが強く出てくるのであれば、そのまま我慢して無理やり歩かないで下さい。力を抜いて歩くことがポイントになります。姿勢を気にせず楽な姿勢がでいいので力を抜いて歩いて下さい。
辛くなったらすぐに止めて休む、そして歩くを繰り返します。少しの時間だけでも全然大丈夫です。リラックスして歩くことが出来れば少しの時間でも効果はあります。
手には荷物を持たずに手をぶらぶらした状態で、肩や背中の力を抜いて歩くことが大切です。
深い呼吸を繰り返すでリラックスすることが出来ます。
痛みが続く状態は、自然と呼吸が浅くなっている状態です。
呼吸が浅くなると、自律神経の働きが悪くなります。すると体がリラックス出来なくなり自然と力が抜けなくなってしまいます。
坐骨神経痛の改善にはリラックスして力が抜ける状態を作ることがとても大切です。
なので深い呼吸を意識してやってみて下さい。
毎日1日朝昼寝る前に、3回深い呼吸をする事をオススメします。
「呼吸は口から息を吐き、鼻から息を吸う」それを長くゆっくりとおこない6回程くり返します。ポイントは他の事は考えずに呼吸だけを意識しておこなって下さい。セロトニンホルモンが増えてリラックス効果が続きます。
腕を前後に振る体操です。
生活の中で、無意識に肩に力が入っているのを自身で脱力する方法があります。
肩に力が入るクセを直す体操なので、痛みを取る体操ではありませんので、無理なくおこなって下さい。
みなさん「早く痛みを取りたい」と思い、「やり過ぎたり」「頑張り過ぎたり」して逆効果になることがあります。
体は、すぐに変わることは出来ません。
悪くなる時も少しずつの積み重ねでなり、良くなるのも少しずつで良くなるのです。
それは、体は現状維持(恒常性)があり、一定の状態を保ち続けようとします。
なのですぐに悪くなることも、すぐに良くなることもないのです。
やり方は、両腕を前に挙げて力を抜いて降ろします。
その勢いで、両腕を振り子のように振り続けます。
ポイント、肩や背中に力を入れないことです。
脱力を意識しておこなって下さい。
神経痛が強く出てくるのであれば、この体操はしないで下さい。
「今やらなければならないこと」だけ意識する
朝、起きて神経痛があると自然と意識がいきます。
すると朝から「嫌な気持ち」「不安な気持ち」になり、一日痛みに囚われてしまうと体の緊張は強くなる一方です。
痛くても、一日痛みに囚われずにどれだけ「自分のやらなければならないこと」「やったほうがいいこと」が出来るようにしましょう。
「なんで良くならないの」とイライラしたり不安になると、呼吸が浅くなっていきます。
神経痛は改善するには、深い呼吸が大切です。
呼吸が浅くならないように、痛みに囚われない生活を送る努力をいつもしてください。
明るい表情はゆるめるには必要です
神経痛は常に痛みを感じ、仕事や家事にも支障をきたすと思います。
そのことで上手く動けない自分にイラついたり、不機嫌になったりすることも多くなると思います。
ですが、そのイラつき不機嫌があると良くなることが出来ません。
その不機嫌が、神経の緊張を作りだしているのです。
もし自分が不機嫌なり、家族や回りの人に嫌な気持ちにさせているのなら、良くなる環境から遠くなります。
良くなる環境とは、回りの人がゆるんでいて自分がゆるむことが出来る環境です。
「神経痛は、自分が作りだしたもの」と受け入れ、自身や回りの人をゆるめる生活を心がけましょう。
痛みがあっても表情が明るい方は、坐骨神経痛の回復が早いです。
ぱんだ院長の安井です。
あなたのお悩みを解決します!
坐骨神経痛は、自分で改善させていくには時間がかかる場合があります。
歩く時の痛みや立っている時の痛み、座っていても痛いと生活に支障が出てきて、なかなか良くならないという不安や心配が、余計に体を緊張させてしまいます。
ぱんだ整体院では、体の歪みを取っていくことで、休息出来る体にしていきます。
そのことで、柔らかく体を使うことが出来るようになっていくと、神経の緊張が取れやすくなります。
当院は開業して15年になり、座骨神経痛で、なかなか良くならないでお困りの方を多く見てきています。数多くの施術経験と積み重ねられた知識があり、人体解剖研修を修了し筋膜や背骨の歪みに熟知しております。筋膜の施術の神経痛に特化した技術を提供しております。
座骨神経痛でお悩みなら、我慢しないでお気軽に相談してください。
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