5年前から、走ると膝の内側に痛みが出始めていました。走った次の日は歩いても膝に痛みが強く出ていたので、病院に行き検査をしてもらったら鵞足炎と言われました。
以前はよくランニングをしていたのですが、鵞足炎になってから走ることが出来ません。脚のストレッチやウェートトレーニングで脚の筋肉をつけると良いと言われてやっていますが、全く良くなることが出来ません。
もうこうなって5年になります。今現在は歩く時にも痛みはあり、しゃがんだり正座も辛いです。こんな状態でも良くなることはあるのでしょうか。以前のように走ることはもう出来ないのでしょうか。
鵞足炎は走り始めや、走った後に痛みが出ることが多いのですが、普段の歩く時にも痛みがあるのであれば、だいぶ悪くなっていることが考えられます。
5年も痛みが続くと「もう良くならないのでは」と不安になると思います。ご自身でもいろいろと体のケアをしているみたいですが、良くならないのは悪くなった原因から変えないと良くなりません。
鵞足炎は、膝の内側のある「半腱様筋」「薄筋」「縫工筋」の3つの腱が擦れて炎症が起きて痛みが生じます。
膝の内側に負担が掛かる動きを繰り返すことでなることが多いと言われます。
問題は、今まで走っていても大丈夫だったのが、急に鵞足炎になったという所です。
慢性化したのには、そこを改善していないからです。
それは、体の無意識の力みなのです。
いつの間に、体が無意識に力が入り、力んだ状態で体を動かしているからなのです。
そうなると、体をやわらかく使えなくなり、固いに動きなっていきます。
ランニングしている時に、その固い動きは脚の筋肉に負担が掛かり、今まで何ともなかった3つの腱がそのことで擦れて炎症が出ているのです。
なので、その無意識の力みをなくさないと、どんな脚のストレッチや脚のトレーニングをしても鵞足炎はまた繰り返し出てきます。
なぜいつの間に無意識に力が入るようになってしまったのでしょうか。
それは、何年も力が入る生活を続けているからです。
力が入る生活があたり前になっていると、体はゆるむことが出来なくなります。
自身ではリラックスしてるつもりでも、力が入りリラックス出来ない体になっているのです。
芯からリラックス出来る体になれば、やわらかく体を使えることが出来て、慢性化した鵞足炎も良くなり、以前の様に走ることも出来るのです。
思い返してください
いつも何かにイライラしていませんでしたか
いつも何かを心配していませんでしたか
いつまにか以前よりも笑うことが少なくなっていませんでしたか
以前よりも笑顔がなくなっていれば、表情も固くなっており、無意識に体に力が入っている状態です。
本当に鵞足炎を何とかしたいのであれば、そこから意識を変える必要があります。
自分の意識から変える必要があるのです。
心からゆるめないと、体はやわらかく使うことは出来ません。
マッサージやストレッチをいくらしても、体をやわらかく使うことは出来ないのです。
そのことが出来れば、長年悩んでいた膝の痛みもなくなり、以前のように走っても大丈夫になります。
今まで、痛い場所だけが目がいっていたのですが、痛い場所は本来問題はありません。
自身が上手く力が抜ける体になっていけば、必ず改善していくと信じて下さい。
やわらかく体を使えるようになることが大切です。
深い呼吸を繰り返すでリラックスすることが出来ます。
体が固い動きになっている時は、自然と呼吸が浅くなっている状態です。
それは不安や心配事などのストレスが、頭の中で大きくなっていると、体を硬直させて呼吸が深く吸えなくなってきます。
呼吸が浅くなると、自律神経の働きが悪くなります。すると体がリラックス出来なくなり自然と力が抜けなくなってしまいます。そのことで体が柔かく使えなくなり、走ることで鵞足部分に腱が擦れて炎症が出てきやすくなるのです。
なので、自身で深い呼吸をしていくことをして下さい。
毎日続けていくことで、脱力が出来る体になり、体が柔らかく使えることが出来る様になります。
毎日1日朝昼寝る前に、3回深い呼吸をする事をオススメします。
「呼吸は口から息を吐き、鼻から息を吸う」それを長くゆっくりとおこない10回程くり返します。ポイントは他の事は考えずに呼吸だけを意識しておこなって下さい。セロトニンホルモンが増えてリラックス効果が続きます。
肩の力を抜いて、膝を柔らかく使うことがポイントです。
膝が悪いと、体をやわらかく使えなくなり、どうしても力が入り固い動きになってしまいます。
膝をやわらかく体を使える様になる体操があります。
膝を軽く曲げて立ち、膝を柔らかく使って体を上下にゆらします。
全身の力を抜いて行い、肩甲骨が上下に揺れる様にゆらします。
その時にイメージをして行うことが大切です。
体をペットボトルと思い、中の水を上下に振って混ぜるようなイメージです。
そして、その水を振るふり幅をどんどん大きくしていくイメージで行って下さい。
そのイメージをすることで、体が柔かく動き、脚の筋肉の緊張が取れていきます。
膝を小刻みに動かすので、膝に違和感を感じると思いますが、多少の痛みであれば続けてみて下さい。
続けてやってみて、膝に痛みを強く感じるのであれば一度止めて再度やってみて下さい。
回数は、脚が疲れたら終わりにして、少し休んでから3.4回程繰り返します。
体を柔らかくしていくことが目的なので、無理はしない行って下さい。
手足をぶらぶらさせることで、腰まで柔らかくなります。
鵞足炎になると、歩く度に痛みが走り、脚に無意識に力が入ってしまい、脚が固い動きになっています。
体全身をやわらかく使って歩くには、手足の脱力が大事です。
この手足ぶらぶら体操は、手足の動きを良くして体を脱力させるのが目的です。
やり方は、あおむけに寝て手足を振るだけです。
体のどこかで力が入っていると、手足は上手く振れません。出来る限り力を抜いて振るのがコツです。やっていると自然と背中に力が入ってしまうので、背中に意識して力を抜いて手足を振って下さい。
疲れるまで続けて行い、休んで3回程繰り返して下さい。
膝の関節は、手足の動きとも繋がっています。手足に無意識に力が入っている状態では膝はやわらかくなりません。
この手足ぶらぶら体操は、手足の動きを良くすることで、体を全体の力を抜くことが出来る体操です。
指の間に入れて回します。
鵞足炎は、太ももを伸ばすストレッチを勧めることが多いのですが、私の経験では、太もものストレッチは無理に伸ばすと、鵞足部分の筋膜が伸びて痛みが強くでることがあると感じます。
私は、太もものストレッチよりも、足の指体操をお勧めしております。
足の指と指の間に、手の指を入れて回す又は、その状態で指を曲げたり伸ばしたりをする体操です。
足の指の間に、手の指が入らない場合は、足の指一本一本を手で伸ばしたり曲げたりして動かしてください。力ずくでやらずに、足の指の動きをつけるような感じでやってください。
そのことで足の指をやわらかく使うことが出来て、歩く時に脚全体が柔かく使うことが出来てきます。
そのことで鵞足の部分に負担がなくなっていくことができるのです。
ぱんだ院長の安井です。
あなたのお悩みを解決します!
鵞足炎は、自分で改善させていくには大変な場合があります。慢性化してしまうと年々と続くこともあり、走ることだけではなく、歩く時の痛みまで出てしまうと生活に支障が出てきます。
なかなか良くならないという不安や心配が、体は余計に緊張させて改善がなかなか出来ないことがあります。
ぱんだ整体院では、悪くなった体の使い方を良くすることで、体をやわらかく使えるようにします。そのことで膝関節の負担がなくなっていき鵞足炎を改善させることが出来ます。
体の使い方を良くして、柔らかく体を使うことが出来るようになっていくことが、改善の近道になります。
当院は開業して15年になり、鵞足炎で、なかなか良くならないでお困りの方を多く見てきています。数多くの施術経験と積み重ねられた知識があり、人体解剖研修を修了し筋膜や体の歪みに熟知しております。筋膜の施術に特化した技術を提供しております。
お悩みなら、我慢しないでお気軽に相談してください。
お電話でのご予約・お問合せ
<受付時間>
平日9:00~19:00日曜9:00~14:00
※水曜日は除く
フォームでのお問合せは24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。
〒285-0837 千葉県佐倉市王子台1-21-15協伸ビル1F
京成臼井駅徒歩3分 駐車場:2台あり
平日 9:00〜19:00
日曜 9:00〜14:00
メールでのお問合せは24時間受け付けております。
水曜日
お気軽にご連絡ください。