右の股関節が急に痛くなり、一度良くなったのですがまた再び痛みが出てきて、今度は歩くのが出来ないほどツライ状態です。
病院でレントゲンを撮りましたが、股関節には問題がないと言われました。
安静にしていたのですが、なかなか良くなっていきません。
脚を動かすと痛みが強く出て、寝がえりも出来ません。
なんでこの様な状態になってしまって、良くなっていかないのでしょうか。
股関節の歪みからくるのでしょうか。
病院で検査を受けて、股関節には異常がないと言われているのであれば股関節自体に問題がないと考えられます。
同じこのような問題の人を見てきて、改善していることから股関節と関係している筋肉の問題だと思われます。
必ず、この様な股関節の痛みのある方は病院でレントゲン検査を受けてもらっています。
それで異常が見つからないのであれば、股関節の回りの筋肉とそれと繋がっている他の筋肉の緊張が問題となり、痛みが出ていることが考えられます。
今、安静にしていても変わらないとのことですが、不安や心配をせず、必ず良くなると思っていて下さい。
その緊張が取れていくことで、痛みがなくなり以前と同じ様に歩る方がほとんどです。
それは、股関節の問題ではなく、体の筋肉の緊張が起きてしまう体全体の問題で、今までの日常生活がとても関係しています。
一度、痛みが消えたとしても、今までの日常生活の癖を直さないと再び痛くなることがあります。
それには体に力が入る癖を直すことです。
無意識の力みは、体を歪ませてしまい、筋肉の緊張を作ることで痛みとなり出てきます。
今「原因が分からないこと」「良くならないこと」で不安になると、余計に体の緊張がとれなってしまい、回復が遅れています。
まずは「痛くても股関節は大丈夫だから良くなっていく」と思ってリラックスすることを心掛けて、体の緊張を出さないことが必要だと思われます。
股関節の痛みでこちらに来られる方は、股関節回りの筋肉の緊張が起きて、動かす時にこの緊張した筋肉が痛く出ているケースが多くみられます。
病院の検査では、骨には異常がなくても筋肉の緊張で痛みが発生されるのです。
股関節回りや、脚を出す時に使われる筋肉は、お腹から脚全体が関わってきます。
そこのどこかの筋肉が一つ緊張が起きてしまうと、股関節を動かすこと時に痛みが出てくるのです。
一つの筋肉の動きが悪くなると、繋がって他の筋肉が引っ張られて全体の動きが悪くなっていきます。
それが、どんどん蓄積していくことで、急に何もしてなくても股関節が痛くなることがあるのです。
何日も痛みが続くのであれば、いろいろな場所の筋肉の緊張が起きていることが考えられます。
疲労の蓄積が筋肉の緊張を作る
脚の歪みや歩き方の癖が悪くなっているのが、関係していることが多く見られます。
以前は、なんともなかったのが急に出てくるのは、昨日や数日前に何かをしたからではなく、以前からの体の癖が脚に負担がかかり、その蓄積が筋肉の緊張となって現れます。
脚の負担が続き、疲労が蓄積されていくと、筋膜という筋肉の膜が癒着していきます。
筋膜という膜で全身が繋がっており、筋膜の癒着が起きると、体全身の動きまで影響していきます。
そうなって現れた筋肉の緊張は、安静にしていても中々取れていかずしばらく続くことがあります。
股関節回りの緊張は、脚回りの筋膜の歪みから出ていることが多いですが、人によっては腕とかお腹の張りから出ていることがあります。
上手く疲労が取れなくて、蓄積されてしまう体になっているのが問題と思れます。
股関節の痛みは、筋肉の緊張が起きている状態です。
それを無理に伸ばすことは、余計に筋肉の緊張を作ることになることがあります。
股関節のストレッチや大きく動かすことはしない方がいいでしょう。
当院では、ほとんど股関節自体は動かしたりはしません。
股関節は触らずに、他の体の場所で調整して股関節の緊張を取っていきます。
痛みが起きている場所を動かすと、悪化していくことがほとんどです。
緊張が起きている状態は、脳から「痛い方向には動かさないで」という指令がきている状態です。
それを強引に伸ばしたり、押したりすることはとても危険です。
それはしないで下さい。
股関節に痛みが出ているのは結果であり、痛みが出てくる体になっているのが問題なのです。
なので、安静にしていて痛みが消えたとしても、また再び同じ痛みが・・・といことも少なくありません。
なんども繰り返し同じ場所に痛みが出てくる方もいます。
痛みが出る場所は、体の弱い場所に出ます。
それは、体の弱い場所に疲労が蓄積されやすいからです。
体の循環が悪く、疲労が取れていかない体になっていることに気づくことが大切です。
そのサインが痛みなのです。
疲労が筋膜を固くして、体の本来の動きが出来なくなり、それが続くことで股関節に影響を及ぼします。
なので、痛み止めで抑えても良くならず、疲労が取れる体になっていくことが大切だと考えています。
急に痛くなり、それがなかなか良くならないと不安になると思います。
検査をしても、異常がないと言われると「なぜこんなに痛いのだろう」と心配にもなると思います。
「早くなんとかしたい」と焦るかもしれません。
ですが、これは長い間の蓄積で出ているものなのです。
なので「すぐに良くなること」を一度あきらめて下さい。
「時間がかかるが絶対に元に戻る」と思って下さい。
「不安」「心配」「焦り」は、自律神経の交感神経が高まり筋肉の緊張を作ります。
股関節の改善には、リラックスすることが出来る体になることです。
それが、体の休息を高め治癒力を高めます。
それには、交感神経の反対の副交感神経の働きが必要なのです。
その為には、深い呼吸を心掛けましょう。
深い呼吸は、副交感神経を高めて体に緊張を取っていくことが出来ます。
股関節が痛くなったのは、リラックスすることを忘れて毎日毎日頑張って動いていた体が悲鳴をあげているサインです。
人の体は、疲労が溜まったり、ストレスを感じたりすると筋肉(特に姿勢を保つ筋肉)に力が入りにくくなります。
それでも動かないといけないので、力を入れて頑張って動きます。
それが続くと力を入れて動くことが普通になり、無意識の状態でも体に力が入る様になっていきます。
それが、睡眠中でも力が抜けない状態になってくると、疲労が蓄積され筋肉が固くなっていき、そんな時に何かの拍子で股関節回りの筋肉の緊張が起きて痛く出てきます。
いつもリラックスすることが出来ていれば、このような筋肉の緊張が起きることはなく、運動や重労働をしても痛くなることはないのです。
それには、普段の生活での力みをなくして生活することが大事になっていきます。
良くするに体の力みをなくし脱力を意識することです。
深い呼吸を繰り返すでリラックスすることが出来ます。
今、歩くと痛みが出ることで体全体が硬直してきます。
その硬直が改善を遅らせてしまいます。
もともと、体の力みが原因で歩く動きがスムーズにいかなくなり股関節が痛くなっているので、体の硬直があると改善しにくくなるのです。
その体の力みをなくし、リラックスさせることができるのが呼吸です。
深い呼吸を続けることで、副交感神経の働きが良くなっていき、そのことで体をゆるめることが出来ます。
それは、何もしないときや、痛みが出る歩く時でもおこなって下さい。
特に、寝る前の深い呼吸をすることは、睡眠の質を上げることが出来て体の回復を助けます。
呼吸は「口から息を吐き、鼻から息を吸う」それを出来る限り長くゆっくりとおこなうのがポイントです(目安は1分間に約3呼吸ほど)
それを10分程くり返します。
毎日、続けることが大切です。
腕を前後に振る体操です。
歩く時に痛いと、肩や背中まで力が入り固まってしまいます。
その固まった肩や背中は、無意識に力が入っている状態になっていきます。
それを自身でゆるめることをすることで、体の動きがスムーズになり動きやすくなります。
この腕のぶらぶら体操は、体に力が入る癖と取る体操です。
やり方は、両腕を前に挙げて力を抜いて降ろします。
その勢いで、両腕を振り子のように振り続けます。
ポイント、肩や背中に力を入れないことです。
脱力を意識しておこなって下さい。
肩の力が抜くことで、肩や背中がやわらかく使える様になります。
背中の筋肉は、お尻や脚の筋肉とつながっており、背中がやわらかく使えることで他の場所の緊張をなくしていくことが出来ます。
手足をぶらぶらさせることで、緊張が取れていきます
手首や足首をやわらかくしていくことは、体の緊張を取っていくことにもつながります。
この手足ぶらぶら体操は、手足の動きを良くして体を脱力させるのが目的です。
やり方は、あおむけに寝て手足を振るだけですが、股関節に痛みが出るようならやらないで下さい。
体のどこかで力が入っていると、手足は上手く振れません。出来る限り力を抜いて振るのがコツです。
やっていると自然と背中に力が入ってしまうので、背中に意識して力を抜いて手足を振って下さい。
疲れるまで続けて行い、休んで3回程繰り返して下さい。
無理しない程度でやってみて下さい。
この手足ぶらぶら体操は、手足の動きを良くすることで、体を全体の力が抜けて深い呼吸が出来る様になります。
思考を減らすには、やりたいことに行動してみることです
ネガティブな思考は体の緊張を作ります。
そして、その思考は体の緊張させて呼吸を浅くさせてしまいます。
その状態が続くことで、自律神経の働きが悪くなり体の緊張が取れなくなっていきます。
「なんでこうなったのだろう」
「ああなったらどうしよう」
と不安や恐れのネガティブな思考は、体を緊張させます。
ネガティブな思考は、考えない様にしよと思えば思う程に、一日中頭の中にぐるぐる回っています。
ネガティブな思考をなくすには、痛みに囚われない行動が効果があります。
何もしない時間があると、人は自然とネガティブな思考が出てきます。
空いている時間は、テレビやインターネットで時間を潰さず、「やりたいと思っていること」「やらなくてはいけないと思っていること」に行動してみてください。
そのような、痛みに囚われない生活が、自律神経の働きを良くして体の回復を助けて治癒力を高めます。
ぱんだ院長の安井です。
あなたのお悩みを解決します!
自身で改善させていくことも可能です。
ですが、何ヵ月も続いているのなら時間がかかるかもしれません。
痛みで気になっていると生活に支障が出てきます。
このまま痛みがなくならないかと不安や心配は、体を余計に緊張させ固くなり悪影響となります。
早く改善していきたいのであれば、体全体の歪みを戻していくことで、回復しやすい体にしていくことが出来ます。
当院は開業して17年になり、股関節の問題でお困りの方を多く見てきています。数多くの施術経験と積み重ねられた知識があり、人体解剖研修を修了し筋膜の施術に熟知している整体を提供しております。
お悩みなら、我慢しないでお気軽に相談してください。
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