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怪我から脚の痛みが消えないのお客様ー事例

「2ヶ月前に脚を痛めてから、まだ全く痛みが引かないのです。」

紹介でこちらに来院された小学校5年生のNさんです。

お母さんから「脚の痛みが全然良くならないので一度診て欲しいのです」

「どうされました?」

「2ヶ月前に脚を痛めてから、まだ全く痛みが引かないのです。」

「病院では診てもらいましたか?」

病院では腸脛靱帯炎と診断されたといいます。

でもなぜ2ヶ月もよくならいのでしょうか?

なぜ良くなっていかない要因とは

Nさんは、こちらに来院された時、脚を引きずって痛そうに歩いてました。通学では松葉杖を使っているそうです。

ここまでひどい腸脛靱帯炎なら、かなり無理をしないとここまで悪くなりません。

どうしてここまでなったのかを詳しく聞きました。

Nさんは、最初はバスケットボールをしていているときに、足首の捻挫をしたそうです。

そして、捻挫をした足をかばって歩いていたら、脚の外側に痛みが出てきたとのことです。

今は、捻挫の痛みはなく脚の外側の痛みが強くなって出ています。

病院ではリハビリを続けているそうです。

「痛みは減っていますか?」と聞くと

「痛みはずっと同じです。」

「運動は休んでいますか?」

「部活は、脚は使わないでシュートをする練習だけ」と言います

無理はしていないし、なのに2ヶ月も痛みが続くのはおかしいと思い、脚の外側の痛みの原因は他にあると考えました。

「脚の外側を押すね」と言って軽く押すと「痛ったった!」身をよじりながらもの凄く痛がりました。

軽く押したのに、ここまで痛がるのは異常のサインです。脚の内側も押しましたが、身をよじりながらもの凄く痛がりました。

「じゃあ、痛くない方の脚もやってみるよ」すると逆の脚も同じように痛みがあるのです。

「ここはどう?」と押した場所は、頭なのですがそこも痛がります。

これは、痛い場所が問題ではないと考えました。

「いつの間にか、体の使い方が悪くなり脚の痛みが改善していかない」のだと。

体の使い方が悪い状態とは、体の力が抜けない状態なのです。

 

心の緊張は痛みに影響します

 

これは全身の過緊張が起きているサインなのです。なぜこんな体の過緊張が起きたのでしょうか?

Nさんは、足首を捻挫して「捻挫が治ったら早くすぐにバスケットをしたい」と思いがあったのに、「捻挫は治ったのに、脚の外側が痛くなったのだろう」という心配があったと言います。

捻挫した足をかばって歩いていたのが、最初の原因と考えられますが、本人は「なんで休んでいたのに違う場所が痛くでるのか」と不安と心配と「なんで全然良くならない!」という焦りから、どんどん身体の緊張が強くなって出てきたのと思われます。

体と思考は関係しています。心配や不安は、体の使い方を悪くしてしまい体を悪くしていきます。これは心と体が関係していて、心因性の痛みとも言われます。

検査をした後に、もう一度歩いてもらったら先ほどよりもっと痛そうに歩いていました。

これは知らない大人の男性が、いきなり何をしてくるか分からない恐怖からもっと緊張した為だと思い、私がやるよりもお母さんにしてもらう方がいいのではと思いセルフケアを教えました。

そのお母さんは「覚えて家で毎日やってあげます」と言ってくれました。

セルフケアは、両足の指をもむのことと、頭をマッサージすることだけです。脚とか痛い場所のマッサージは決してしないでもらいました。

「毎日、やっていけば緊張が取れ痛みはなくなります。でもこれだけ痛みが強いのですぐには良くならないと思います。でも続けて下さい」

と伝えて一週間後にまた見せに来てもらいました。

 

体と心がゆるむと回復は早くなる

 

Nさんが一週間後に来院すると「あれ、普通に歩いているけど、足の痛みは?」

「全然大丈夫、ジャンプも出来る!」と言います。

一週間前に来た時は、痛そうに脚を引きずって歩いていたのが、今は普通に歩いてジャンプをしていました。聞くと前回来院して、3日後には痛みはなくなり普通に歩いていたそうです。駆け足をしても痛みは今はないそうです。

「2ヶ月間ずっとあった痛みが3日で消えるなんて!」と私も驚きましたが、Nさんの痛みの原因は、不安と焦りで体が固まったのが心の緊張です。ケガではないので、その緊張が取れれば回復は早くなることが考えられます。

心の緊張を取ることができるのが、お母さんが優しく触ってマッサージをしてくれることなのかと思います。もしお母さんがイライラして「めんどくさないな~忙しいのに」と思いながら恐い顔でやってたら、こんなに早く回復はしなかったと思います。

お母さんも娘が2ヶ月間も脚を引きずって歩いているのを見て、不安だったと思いますが原因が分かれば、安心して子供に接することが出来て改善に向けて頑張れます。

心因性の痛みは、一度痛みがなくなればすぐに再発することはありません。

子供は素直なので、すぐに言われたことを信じます。「これはケガではないので思いきって歩いて大丈夫だよ」と声をかけることで体が変わることも出来ます。

ですが、年齢がいけばいくほど、この心因性の痛みを取ることが難しくなります。

それは間違った思考になっているからです。間違った思考とは「考え過ぎる思考」です。

考えていけないのではなく、考え過ぎてはいけないのです。

朝から晩まで、自分の痛みについて考えていませんか?それが何年も続いていると、体は固まってしまいます。

体は自分で治す力があります。その自然治癒力の邪魔をしているのが、自分の間違った思考だと気付いたら回復していくことも可能なのです。

 

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