
佐倉市・京成臼井駅近くの整体院
ぱんだ整体院
開院20年以上|京成臼井駅徒歩2分|駐車場あり
そんな状態で来院された方の改善事例をご紹介します。
30代のYさんが初めて来院されたときのことです。
受付で予診票をご記入いただこうとすると、Yさんは椅子に座らず、立ったまま書き始めました。
「座らなくても大丈夫ですか?」
とお聞きすると、
「座ると腰が痛くて座れないんです。立っているほうがまだ楽なんです」
と話されました。
予診票を書く時間は、ほんの数分です。
しかし、その数分でさえ椅子に座っていることが難しい状態でした。
詳しくお話を伺うと、
という状態でした。
病院でも検査を受けていましたが、
「骨や椎間板には大きな異常はありません」
と言われていたそうです。
そのため、
「異常がないと言われたのに、どうしてこんなに痛いのだろう」
という不安も強くなっていました。
画像検査で大きな異常が見つからないと、
「それなら、なぜ痛いの?」
と思うかもしれません。
腰痛は、必ずしも画像に映る骨や椎間板の状態だけで決まるものではありません。
特にYさんの場合、
動いているときよりも「座っているとき」に強く痛む
という特徴がありました。
そこで当院では、痛い腰だけではなく、
座ったときに体をどう支えているのか
を詳しく確認していきました。
体を確認して特に気になったのは、腹部から体幹にかけての強い力みでした。
お腹まわりに軽く触れただけでも、
「痛い!」
と強く反応するほど敏感になっていました。
さらに特徴的だったのが、
横になって休んでも、お腹や体幹の力が抜けにくかったことです。
一般的には横になると、座っているときよりも体を支える必要が少なくなります。
ところがYさんの場合は、横になっても腰やお腹周辺に力が入り続けていました。
そこで、
「硬い筋肉が一本ある」というより、体全体が腰を守ろうとして頑張り続けている
という視点から状態をみていきました。
腰痛が数日で落ち着けば、
「少し休めば大丈夫かな」
と思えるかもしれません。
しかし、1か月、2か月と痛みが変わらず続いてくると、
「このままずっと痛いのでは?」
「仕事を続けられるだろうか?」
「普通に座れるようになるのだろうか?」
と、不安や焦りも大きくなってきます。
Yさんも、病院では「大きな異常はない」と言われていました。
それでも実際には、数分座ることさえつらい状態が続いていました。
そのため、
「異常がないのに、どうしてこんなに痛いの?」
という不安を強く感じていました。
痛みが長く続くと、どうしても
「また痛くなるかもしれない」
「今日は何分座れるだろう」
と、痛みに注意が向きやすくなります。
すると、座る前から腰やお腹、肩などに力が入り、体を守ろうとすることもあります。
これは「気持ちの問題」という意味ではありません。
長く続く痛みに対して、体が身構えてしまう自然な反応の一つです。
だからこそ、長引く腰痛では痛い場所だけを見るのではなく、
痛みへの不安や警戒によって、体全体がどのように反応しているのか
まで含めて見ていくことが大切だと考えています。
Yさんの場合、腰痛の原因を一つだけに決めることはできません。
ただ、体を確認すると、座ったときに腰やお腹を強く固めて上半身を支える状態がみられました。
歩いているときは、
骨盤が動き、
股関節が動き、
背骨や肋骨も少しずつ動き、
体重も左右へ移動します。
つまり、体のいろいろな場所が動きながら、負担を分けています。
一方で座っていると、体の動きは少なくなります。
その状態で腰やお腹に力を入れ続けると、
腰まわりの筋肉や関節が同じような状態で働き続け、特定の場所に負担が偏りやすくなります。
Yさんの場合はさらに、肋骨や呼吸の動きも小さく、上半身全体を固めるように座っていました。
そのため、
「座る」という姿勢そのものよりも、座ったときに腰を中心に体を固め続けていたことが、痛みにつながっていた可能性があります。
ここからは、最初に痛みが出た理由とは少し違います。
一度、
「座ると痛い」
という経験が何度も続くと、
「また痛くなるかもしれない」
と、座ること自体を体が警戒するようになることがあります。
すると、
座る
↓
痛みを警戒する
↓
腰やお腹、肩に力が入る
↓
体をさらに固めて座る
↓
動きや呼吸が小さくなる
↓
さらに座ることがつらくなる
という悪循環になる場合があります。
これは「気持ちの問題」という意味ではありません。
痛みを感じた場所を守るために、無意識に筋肉へ力を入れるのは体の自然な反応です。
しかし、その状態が長く続くと、
「腰を守るための力」が、かえって楽に座ることを難しくしてしまう
ことがあります。
Yさんは息を吸ったときにも腰の痛みを感じていました。
そこで腰だけを見るのではなく、
なども確認しました。
大切なのは、
「肋骨が悪いから腰痛」
「呼吸が浅いから腰痛」
と考えることではありません。
座る姿勢は、腰だけでつくっているわけではないためです。
体全体がどのように連動しながら座っているのかを見ることが必要だと考えました。
当院では、最初から痛い腰を強く押すような施術は行いませんでした。
Yさんの場合は、強く刺激するよりも、体が必要以上に頑張らなくても動ける状態を少しずつ作ることを大切にしました。
① 足裏・足指から体の支え方を確認
まず、足裏や足指へのやさしい刺激を使いながら、
立ったときにどこで体を支えているのか
を確認しました。
足裏・筋肉・関節などから入る感覚情報は、姿勢やバランスを調整するときの大切な材料になります。
刺激を加えたあとに、
などがどう変わるのかを確認しながら進めました。
② 骨盤・肋骨・呼吸の動きを確認
次に、骨盤や腰だけではなく、肋骨や胸郭、呼吸したときの体の動きをみていきました。
Yさんの場合、腰だけではなく上半身まで固めるように体を使っていました。
そこで、
「どこを緩めればいいか」だけではなく、「どこなら楽に動けるか」
を確認しながら施術を進めました。
③ 「力を抜いても大丈夫」と感じられる動きを増やす
痛みが長く続いている方の場合、
「動いたら痛くなる」
という経験が積み重なっています。
そのため、いきなり大きく動かしたり、無理に姿勢を直したりするのではなく、
「この動きなら大丈夫」
「ここまでは力を入れなくても大丈夫」
という範囲を確認しながら、小さな変化を積み重ねていきました。
目指したのは、
正しい姿勢に矯正することではなく、必要以上に体を固めなくても座れる状態です。
施術だけではなく、Yさんには日常生活でも簡単なことを意識していただきました。
たとえば、
といったことです。
セルフケアの目的も、筋肉を無理に伸ばすことではありません。
「痛い腰」だけではなく、体全体の感覚に目を向けること
を大切にしました。
数回の施術を重ねていく中で、
Yさんから、
「普通に座れるようになってきました」
というお話が聞かれるようになりました。
来院時には予診票を書く数分さえ座れなかった状態でしたが、徐々に座っていられる時間が増えていきました。
その後、
など、日常生活でできることも増えていきました。
※これはYさん個人の経過であり、すべての方に同じ変化や期間を保証するものではありません。
【来院前】
【施術を重ねた後】
■ よくある質問(座ると痛い腰痛編)
Q. 検査で異常なしなのに、なぜこんなに痛いのですか?
A. 神経の働きが過敏になることで、筋肉が無意識に緊張し、強い痛みとして感じることがあります。
Q. 腰ではなく、お腹が原因になることもあるのですか?
A. はい。特に腸腰筋や呼吸に関わる筋肉が緊張すると、座ることで腰への負担が増えることがあります。
Q. なぜ足指を調整するのですか?
A. 足裏や足指の受容器は、神経バランスや体幹の安定に大きく関係しているためです。
Q. マッサージで改善しないのはなぜですか?
A. 神経の防御反応が強い状態では、筋肉だけを緩めても元に戻りやすいためです。
Q. 自分でも改善できますか?
A. はい。呼吸や足指の感覚入力を整えることで、神経が安定しやすい身体を作ることができます。
当院の施術は医療行為ではなく、身体の機能改善を目的とした整体です。
本ページは一例であり、
同様の症状でも原因や経過には個人差があります。
効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
また、強い痛みやしびれ、発熱、急な症状の変化などがある場合は、
医療機関での検査・診断をおすすめすることがあります。
【執筆・監修】
ぱんだ整体院 院長 安井真一
カイロプラクティック歴30年以上。
開院20年、延べ6万人以上の施術経験。
慢性的な腰痛・神経痛・原因不明の不調に対し、身体の緊張状態や神経の働きに着目した施術を行っています。
本ページは、実際の施術経験をもとに作成した改善事例です。
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