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痛くて座れない腰痛ー事例

「座ると腰が痛くて座れないので、立っているほうが楽なのです」

Yさん30代の方が来院されました。

当院では、初めての方に予診票に記入をしてもらいます。

「あれ、立ちながら記入している・・・」

その方は、待合室で予診票を立ちながらずっと記入していました。

話を聞くと「座ると腰が痛くて座れないので、立っているほうが楽なのです」と言います。

予診票は5分ぐらいで書き終えます。その時間でさえ座れない程、腰が痛く出ていました。

なぜそんなに座れないほど腰痛が強く出てているのでしょうか。

検査では異常がないのに座ると腰痛が強く出る

来院されたYさんの場合は、痛くて座れない状態が1ヶ月以上続いていました。

その他に歩き過ぎると腰に痛みが強く出てくるそうです。

整形外科で画像検査をしており、特に異常はなかったそうです。

最初は他の所で通院を続けていたのですが、症状が変わらないとのことでこちらに来院されました。

来院した時期は、仕事先で痛くて座っていられないので本当に困っていました。

よく前から「長く座っていると腰が重くなる」とか「腰が張る」というのあったそうですが、今は息を吸うのもツラくなるほど強い痛みだと言います。

なので少しの間でも座ることが出来なくなり、いつも立っているか横になっている状態で過ごしていると言います。

ご飯を食べる時も、座れないので立って食事をしている状態が続いていました。

一向に良くならない腰痛に悩んでいました。

 なぜこんなに腰が痛いのに検査では「異常ない」なのでしょうか?

こんなに腰が痛いのに原因が分からないという不安がYさんを苦しめていました。

「Yさん大丈夫です!ちゃんと原因はありますよ。それにこのように座れないほど腰が痛い方は意外と多いのです。

でもみなさん良くなっています。」と伝えました。

 

腰が痛くて座れない原因は

座っていると腰痛がでる原因は2つあります。

1つは椎間板ヘルニアです。椎間板は立っているよりも、座っているほうが椎間板に圧力が加わります。

なので椎間板ヘルニアの場合は、座っていると腰からお尻にかけて痛みが強く出てきやすいのです。

でもYさんの場合、整形外科で画像検査をしていて椎間板には問題ないとのことでした。

もう一つは、筋肉の過緊張が腰痛を引き起こします。

筋肉が、過緊張してしまうと力が抜けない状態になります。

それが、座っていると腰痛が強く出てしまう原因になっていきます。

「Yさん、お腹の固さを調べますよ」

Yさんの腹部を押していくと「痛い―!」と叫びました。お腹の筋肉がガチガチに固くなっていました。

横に寝ている状態で押しているので、本来は力が抜けるはずのお腹の筋肉が、力を入れているかのように固くなっているのです。これが腰痛と関係があるのです。

でもなぜそんなに筋肉が固くなっているでしょうか?

それは不安や恐れといった感情が、お腹の筋肉が固くなってしまうのです。

不安や恐れがある時、からだのどこかに自然と力が入りませんか?

その時は必ず浅い呼吸になっています。

その状態は自律神経の交感神経の働きが高くなっていき、筋肉に力が入り固めます。

その状態が長い期間続くことで、自然と力が抜けなくなりリラックスが出来ない体にいつの間にかなってしまうのです。

 

筋肉が過緊張になってしまった原因は

Yさんは、お腹の筋肉の緊張があり、リラックスしたくても出来ない体になっていました。

「日常ストレスを感じていますか」と聞いたところ、あったと言います。

ここで問題なのは、ストレスが原因ではないことです。

「そうですよね、これだけ腰が痛いとそれがストレスにはなりますよね。でも今回、腰痛が出る前に何かしら環境の変化はありませんでしたか?」

「半年前にこちらに引っ越して来ました」

自分自身がストレスを感じてなくても生活のリズムが崩れるだけで、知らないうちに自律神経に影響してくることがあります。

子供の頃は、環境が変わっても感じなかったのが、大人になると環境が変わり新しい場所は不安や心配といった怖れに感じるやすくなります。

これは、意識していなくても無意識に感じていることがあり、自律神経は影響されやすいのです。

自律神経の働きが悪くなることでおきるのが「呼吸の深さ」です。

呼吸は、意識しなくても自動でしてくれるのが自律神経の働きです。

働きが悪くなると、無意識に呼吸が浅くなり筋肉の緊張がおきます。

腹部の緊張が起きると、もっと呼吸が浅くなるという悪循環になっていきます。

立っているよりも座っている姿勢のほうが、お腹に圧が多く乗ります。

お腹の筋肉が緊張していることで、腰にかかる圧が増して腰痛がでやすくなります。

それが、座って腰痛が強く出る原因です。

過緊張が取れて、筋肉が緩んでくると腰痛が改善出来ます。

また腰痛が、なかなか良くならないという不安と心配も改善を遅らせます。

「もしかしたらこのまま一生良くならないのではないか」とういう不安が、もっと体を緊張させてしまうからです。

坐ると腰痛になるには腸腰筋が関係している!

Yさんの場合は、筋肉がガチガチに固くなり過ぎたお腹の筋肉を押すと、腰に響き腰痛が強くが出てきます。

これは、骨盤の前側にある「腸腰筋」という筋肉の緊張が起きている状態です。

改善には、ここの筋肉が柔らかくリラックス出来る状態に体を変えていくことが必要です。

私がおこなっている筋膜の施術は、直接痛い場所を押さなくても腰痛を変えることが出来ます。

まずは、いきなりお腹をゆるめるのではなく、まずはふくらはぎから足の指の動きを良くしていきます。

足の指は、お腹の筋肉から首、そして顎の筋肉までつながっているのです。

腰やお腹の筋肉が固いからといって、いきなりそこの場所をグイグイ押していくと、ほぐれるどころか逆に緊張をしてしまいます。

「腰痛を早く何とかしたい!」と思うその気持ちは皆さんあります。

長く時間をかけて固まった筋肉は、ゆるめるのに時間がかかります。

早く痛みから逃れたいと、焦れば焦る方ほど改善が遅れる傾向があります。

それは、リラックスすればするほど筋肉はゆるみますが、苦痛から早く逃れたいと強く思うほど体は緊張していきます。

思考と体はつがっています。

焦らずに続けてやっていくことが大切です。

Yさんにも足の指は毎日やってもらっていました。

Yさんの場合、調べていくとお腹の緊張は、背中の筋膜も関係していることが分かりました。

そこの調節もすることで腹部の緊張がゆるんでいきました。何回かの筋膜の調整をすることで、平気で長く座っても腰の痛みは出なくなりました。 

まずは腰痛を改善させるには、悪くなった原因を知ることです。

原因を知ることで腰痛を改善するために何をしたらいいかが分かるし、原因を知ることで安心もします。

そこから改善に向かっていくことが出来るのです。

なかなか良くならないと思って諦めないで下さい。

座っての腰の痛みはいつか必ず良くなります。

腰痛に対しての不安が、あなたの腰痛が良くならない原因にもなっているかもしれません。

なにかお困りのことがあればいつでも相談して下さい。

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