膝が痛く正座が出来ない施術例
【2年前から膝が痛くなり正座が出来なくなりました】
来院時の状態
左ひざの痛みでしゃがむことが痛みで出来なくなり、正座も出来なくなり友人の紹介で来院
〈クライアント情報〉
・70代女性
・２年前から歩くと右のふくらはぎはいつも張るようになる
・そのうちしゃがむと膝の痛みが発生してくる
・その頃から正座をすると痛みがあるので正座をしなくなる
・医療機関での検査では【変形性膝関節症】と説明を受けている
・リハビリに通っていたが痛みが変わらなくて来院
〈現在の症状〉
・しゃがむと膝裏側に痛みが出る
・正座は膝が曲がらないので出来ない
・膝を伸ばすとつっぱり感が出る
・坂道での歩きで膝に痛みが生じる
〈本人の希望〉
もうずっとこの状態なので年齢だから仕方ないと思っていたが、友人がここで良くなったのを聞き可能性があれば良くしたいとのことでした。
正座が出来ないのは問題は膝の関節ではありません
「しゃがむことが出来ない」「正座が出来ない」のは膝の関節の問題だと思っている方が多いですが、実は筋肉の問題でおきていることがほとんどです。
筋肉と言っても、筋肉量が少ないとかではなく筋肉バランスが崩れていているからなのです。
筋肉バランスとは「緊張」「弛緩」のバランスです。
この２つのバランスが、関節を動かすことをしていますが、バランスが崩れてしまうと関節に問題が発生しやすくなっていきます。
そして、関節に痛みや可動域が少なくなってきます。
このバランスを施術で作っていくと、関節が正常に戻ること出来ます。
筋肉バランスを作っているのは神経の役目なので、神経に対しての刺激を入れていくことでバランスを作っていきます。
1回目で変化を実感してもらいました
脚の筋肉バランスを作るアプローチして、しゃがんでもらうと「あれ、なんで？」と驚いていました。
基本、神経の施術はその場で変化を感じることが多いです。
それもソフトな圧でおこなうので「なんでこれで良くなる」と思われます。
正座の場合は、もっと体重が膝にのるので完全に出来るまでに６回かかりました。
正座をしないでずっと避けてきたのですが、今は無意識に正座をしていると言います。
歩く時の脚の張り感もなくなったと言います。
その後も戻りはありません
その後に、月に一度メンテナンスして通っていただいておりますが膝の戻りはありません。
一度バランスを作ると、それが体をが覚えていきそのバランスを維持することができます。
本人は、また運動したり寒くなると痛みが出るのかと心配していましたが、そのようなことはまだ出ておりません。
年齢のせいではなく、本当にバランスで変わることが出来るのを実感していただきました。
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